小瀬村晶、7人のヴォーカリストをフィーチャーしたデッカ2作目をリリース。デヴェンドラ・バンハート出演の「Ongaku(feat. Devendra Banhart)」MVも公開

作曲家/ピアニストの小瀬村晶のデッカでの2作目となるニュー・アルバム『MIRAI』が発売されました。それに合わせデヴェンドラ・バンハートをヴォーカルに迎えた「Ongaku(feat. Devendra Banhart)」のミュージック・ビデオが公開されています。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

小瀬村晶、7人のヴォーカリストをフィーチャーしたデッカ2作目をリリース デヴェンドラ・バンハートも出演する「Ongaku(feat. Devendra Banhart)」のMVも公開。
作曲家/ピアニストの小瀬村晶が、英デッカから2作目となるニュー・アルバム『MIRAI』をリリースした。収録曲の中から、「Ongaku(feat. Devendra Banhart)」のミュージック・ビデオも公開されている。
本作『MIRAI』は、2023年のソロ・ピアノ・アルバム『SEASONS』以来、デッカから2年振りとなるニュー・アルバムで、自身初となるヴォーカル・プロジェクト。コロナ禍の中で分断を感じたことからインスピレーションを得たという。日本人作曲家としての個人的な視点から音楽を通して未来を描き、次世代へメッセージを伝えることをコンセプトとした本作には、デヴェンドラ・バンハート、畠山美由紀、ベンジャミン・グスタフソンなど7人のシンガーが参加。アジアの伝統楽器、ミャンマーのナガ族の歌、サウンドトラック、ポストロック、ポストクラシカル、エレクトロニカなど、様々な要素が独自の音楽性と複数の言語で融合している。それは未来への幻想的なメッセージであると同時に、音楽のユートピアへの旅でもある。

ミュージック・ビデオが公開された「Ongaku(feat. Devendra Banhart)」は、長年交流を続けるデヴェンドラ・バンハートをヴォーカルに迎えた1曲。琴、三味線、尺八、笙といった和楽器が西洋的なリズムに乗り、その上でデヴェンドラが全編日本語で歌うというトラックで、一見違和感が生まれそうなそれぞれの要素が融合し不思議な魅力を放つ仕上がりとなっている。2016年に「Someday」という楽曲で小瀬村と共演したデヴェンドラは、次にコラボレーションする際には日本語で歌いたいと熱望していたとのことで、今回は9年越しにその願いが叶った形となった。

ミュージック・ビデオはロサンゼルスと東京で撮影し、小瀬村とデヴェンドラも出演。監督は、ドラマ・シリーズ『SHOGUN 将軍』の舞台裏を追ったドキュメンタリー『Shogun – The Making Of Shogun』も手掛け、エミー賞を2度獲得しているジョエル・カズオ・ノーンスチャイルドが担当した。

本作『MIRAI』について、小瀬村は「デッカからの前作『SEASONS』は、自分がこれまでの人生で見てきたことに改めて向き合った作品でした。新しいアルバム『MIRAI』は、これからの時代を生きていく人々に向けて、いま自分が伝えられること、未来への希望を音楽で描いた作品です。人と人は手を取り合えること。想像力は新しい世界を切り開けること。過去から未来へ、いま伝えられるべきことに向き合った作品です。この作品が、誰かの新しい一歩を踏み出す手助けになればと願っています。」と語っている。

最もストリーミングで再生されている日本人クラシック・アーティストの1人であり、「飽きることの無い彼の旋律は、果てしなく他の音楽家と一線を画するものだ」(ピッチフォーク)など各国有力メディアから称賛を集める作曲家/ピアニスト、小瀬村晶。自身の作品のみならず、カンヌ国際映画祭正式出品作品『朝が来る』(2020年)や、米国の人気TVドラマ『Love Is_』(2018)、TVアニメ『ハニーレモンソーダ』(2025)、Nintendo Switchゲーム『ジャックジャンヌ』(2021)など、国内外で数々の著名な映画、ドラマ、ゲーム、CM作品の音楽を担当するなど国内外で活躍を続ける稀有なアーティストで、その才能はデヴェンドラ・バンハートやジャイルス・ピーターソン、M83といった錚々たるアーティストからも熱烈な支持を集めている。
■小瀬村晶(Akira Kosemura)プロフィール

1985年6月6日東京生まれ。在学中の2007年にソロ・アルバム「It’s On Everything」を豪レーベルより発表後、自身のレーベル「Schole Records」を設立。以降、ソロ・アルバムをコンスタントに発表しながら、映画やテレビドラマ、ゲーム、舞台、CM音楽の分野で活躍。主なスコア作品に、瀬々敬久監督による長編映画『ラーゲリより愛を込めて』『少年と犬』、河瀨直美監督による長編映画『朝が来る』(カンヌ国際映画祭公式作品)、ハリウッド制作の海外ドラマ『Love Is__』、石田スイ総合プロデュースによる Nintendo Switch ゲーム『ジャックジャンヌ』、TVアニメ『ハニーレモンソーダ』や『青のオーケストラ』、TBS系テレビドラマ『中学聖日記』、ミラノ万博・日本館展示作品などがあり、米Amazon オリジナル映画『ジョナス・ブラザーズ 復活への旅』や、ヴェネチア映画祭・金獅子賞を受賞したフランス人監督オドレイ・ディワンのデビュー作『Mais vous êtes fous(Losing It)』の劇中音楽、またスティーヴン・スピルバーグ監督作品『フェイブルマンズ』米国予告編映像にも楽曲が使用されている。

近年は、国際的なブランドとのコラボレーションが多く、是枝裕和監督が手掛けたSK-II STUDIOのドキュメンタリー『The Center Lane(池江璃花子)』の音楽や、アパレルブランドTAKAHIROMIYASHITATheSoloist. SS22/AW23 コレクション・ランウェイの音楽、LA MER BLUE HEART、LAND ROVER、L’OCCITANE への楽曲提供、米アーティスト Devendra Banhart との共作など、特定の枠に収まらない独自の活動を展開。

また、Spotify が発表する「海外で最も再生された日本人アーティスト/楽曲 Top10」に2017年、2018 年連続でランクインしたほか、米国メディア『Pitchfork』、豪州新聞紙『THE AGE』、フランス公共放送『FIP』、カナダ公共放送『Ici Musique』にてその才能を賞賛されるなど、国内外から注目される作曲家。 2022年より名門デッカ・レコードと契約を結び、メジャー・デビュー・アルバム『SEASONS』をワールド・リリース、ジョン・レジェンドの新作『レジェンド アクトI&II』収録の「ジ・アザー・ワンズ feat. ラプソディ」でも自身の楽曲がサンプリング使用されるなど、世界を舞台とした活躍を続けている。

「飽きることの無い彼の旋律は果てしなく、他の音楽家と一線を画するものだ」── ピッチフォーク
「ファンタスティックだ」── ジャイルス・ピーターソン
「ピースフルで喚起的な音楽」── ファクト・マガジン

■リリース情報

小瀬村晶『MIRAI』
2025年6月27日(金)リリース

UCJY-9003 アナログレコード ¥4,950(tax in)
試聴・予約

■リリース情報

小瀬村晶『MIRAI』
2025年6月27日(金)リリース

UCJY-9003 アナログレコード ¥4,950(tax in)
試聴・予約

1. SECAI
2. Atlas(feat. Tom Adams)
3. Always You(feat. Mr Hudson)
4. Lore
5. Autumn Moon(feat. Miyuki Hatakeyama)
6. The Walking Man(feat. Baths)
7. Under The Starry Sky
8. Underflow(feat. Saro)
9. MIRAI(feat. Benjamin Gustafsson)
10. Ongaku(feat. Devendra Banhart)
参加ゲスト:デヴェンドラ・バンハート、畠山美由紀、トム・アダムス、ミスター・ハドソン、ベンジャミン・グスタフソン、サロ、バス

プロデュース:小瀬村晶
マスタリング: Zino Mikorey

■小瀬村晶各種リンク
公式HP
ユニバーサルミュージック
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商品詳細
小瀬村晶
『SEASONS』


Amazon(2023/6/30)¥4,950(限定盤・LP)
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