パブリック・エネミーとリヴィング・カラー、ジミー・キンメル復帰後のTV番組でパフォーマンスを披露

パブリック・エネミーが、9月29日に放送された米TV番組「Jimmy Kimmel Live!」に出演し、1988年のヒット曲「Don’t Believe The Hype」、最新シングル「The Hits Just Keep On Coming」、1989年の「Fight The Power」の3曲をメドレーで披露しました。

番組の司会を務めるジミー・キンメルは先月、右翼活動家チャーリー・カーク殺害事件に関する発言でMAGA(トランプ大統領を支持する勢力や人々)の怒りを買い、9月17日に同番組の無期限停止処分を受けましたが、9月23日に番組に復帰しました。
 
パブリック・エネミーはこの日、キンメルを励ますために出演し、フレイヴァー・フレイヴはチャックDとのパフォーマンス冒頭で、「ヘイ、ジミー・キンメル、パブリック・エネミーがいつもキミを支えてきたことを知っておいてくれ」と叫んでいました。
 
パブリック・エネミーは今年6月、最新スタジオ・アルバム『Black Sky Over the Projects: Apartment 2025』をデジタル・リリースし、同作にはプロテスト・ソングの「March Madness」が収録されています。

商品詳細
Public Enemy
『Black Sky Over The Projects: Apartment 2025』


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Amazon(2025/10/10)輸入盤・LP


1. Siick
2. Confusion (Here Come the Drums)
3. What Eye Said
4. C'mon Get Down
5. Evil Way
6. Sexegenarian Vape
7. Messy Hens
8. Fools Fool Fools [Dirty Drums Mixx]
9. Public Enemy Comin Throoooo
10. Ageism
11. ... Hits Just Keep on Comin
12. March Madness
また、リヴィング・カラーは10月2日放送の番組に出演し、バンドの代表曲「Cult of Personality」(1988年のデビュー・アルバム『Vivid』収録)をパフォーマンスしました。

リヴィング・カラーの「Cult of Personality」は、辛辣で政治的なメッセージ性のある曲で、政治家の英雄的イメージを作り上げようとする試みを指しており、同曲がリリースされた1988年、ブッシュとデュカキスによる泥仕合の大統領選挙戦の中、USチャートで13位にランクインし、ミュージック・ビデオもヒットしました。
 
なお、ジミー・キンメルは9月23日に番組に復帰して以降、パブリック・エネミーとリヴィング・カラーのほか、トランプ大統領の宿敵であるスティーヴン・コルベアやブルース・スプリングスティーンも番組に招いています。
 

商品詳細
Public Enemy
「Fear of a Black Planet」


Amazon Music(APR 10 1990)
Amazon(1994/7/26)輸入盤・CD
商品詳細
Living Colour 
『Vivid』


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