マニの葬儀がマンチェスターで執り行なわれ、リアム・ギャラガー、ストーン・ローゼスのメンバーその他大勢が参列

マンチェスターの音楽シーンのアイコン的存在だったマニがこの世を去ったのは11月20日、享年63歳でした。遺族は後に、彼が長年患っていた肺気腫による呼吸不全で、睡眠中に穏やかに亡くなったことを発表しました。
 
今日（現地時間12/22）マンチェスター大聖堂で棺に安置された彼の元には、リアム・ギャラガー、イアン・ブラウン、ジョン・スクワイア、レニ、ボビー・ギレスピー、ベズ、ポール・ウェラー、マイク・ジョイス、ガイ・ガーヴェイ、ピーター・フック、ティム・バージェスとポール・‘ボーンヘッド’アーサーズらが集まりました。参列者の中には地元マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、デヴィッド・ベッカムとガリー・ネヴィルもいました。
 
ファンは黒い服やストーン・ローゼスのTシャツあるいはフーディーに身を包み、またバケットハット姿でマンチェスター中心部の通り沿いに列をなし、その彼らに見送られながら、葬儀の車列はマニの生家のあるストックポートのヒートン・ムーアから大聖堂までの８マイルを走行しました。マニの棺にはザ・ストーン・ローゼスの代名詞とも言える、ジャクソン・ポロックの影響を受けたことで知られる1989年のデビュー・アルバムのカヴァー・アートが掛けられ、更に生花でかたどった‘Mani’と ‘R Kid’の文字があしらわれていました。

葬儀ではストーン・ローゼスのフロントマン、イアン・ブラウンがスピーチを行ないました。「マニは俺にとっては兄弟みたいなもので、音楽で結ばれた同志だった」彼は参列者に語りました。「美しい魂と精神そのものだった。マニはどんな暗闇でも笑い飛ばして自分の道を切り拓くことができる男だった。あいつはどこに行ってもその場の命であり魂だった」
 
また彼はこの場で、生前のマニの姿をとどめる高さ50フィートの黄金の像をマンチェスター市内に建てるためのキャンペーンを提案し、参列者から拍手が起こっていました。

 葬儀の最後にレニの棺が大聖堂から運び出される際には、リアム・ギャラガーとストーン・ローゼスのメンバー、レニとジョン・スクワイアが、他数人に混じって背負い手に加わりました。