プライマスのレス・クレイプール、かつてメタリカのオーディションで落とされた経緯を語る
プライマスのレス・クレイプールは先頃、ショーン・オノ・レノンと組んだザ・クレイプール・レノン・デリリアム名義で近日リリースとなるアルバム、『The Great Parrot-Ox and the Golden Egg of Empathy』について、『ザ・ガーディアン』紙の取材を受けました。
このインタヴューの中で、実は彼がメタリカのギタリストとなったカーク・ハメットと同じ高校に通っており、後年ベーシストのクリフ・バートンの突然の事故死を受けて行なわれた後任ベーシストのオーディションにも参加し、落とされた経験の持ち主であるというエピソードが披露されています。
このインタヴューの中で、実は彼がメタリカのギタリストとなったカーク・ハメットと同じ高校に通っており、後年ベーシストのクリフ・バートンの突然の事故死を受けて行なわれた後任ベーシストのオーディションにも参加し、落とされた経験の持ち主であるというエピソードが披露されています。
レス・クレイプール近影。プライマス公式インスタグラム2025年12月24日投稿より。
彼の話によれば、バンドのオーディションが行なわれたのは1986年で、彼らは当時まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで急速に支持基盤を拡大していましたが、そうした動向について、彼は完全にノーチェック状態でオーディションに臨んでいました。
「あいつらがそんなに人気だったなんて知らなかったんだよね」と、彼は当時オーディションに向かった自身のお気楽なアプローチについて釈明しています。「で、1曲か2曲一緒にプレイしたところで、俺が『ヘーイ、ちょっとアイズレー・ブラザーズでもジャムってみない?』って言ったんだけど、まあ誰ひとりとして笑わねえでやんの」
クレイプールはこのオーディションの話を2005年にも『BP』で披露しており、「バンドと一緒にプレイしたのが何の曲だったかは思い出せない」としつつ、オーディション開始から比較的早い段階で、自分が「バンドにはキャラ的に合わない」ことを感じ取ったと語りました。
「そりゃもう、どう見たって明らかだったよね。確かラーズ(・ウルリッヒ、ドラマー)だったと思うけど、『オマエ、この手の音楽にはあんまり馴染みがないんだろ、違うか?』って言いやがってさ。何しろ俺の最初の反応が、ガッデム、こりゃ(音が)デケえや!だったからね。それでちょっと肩の力抜くために、アイズレー・ブラザーズのチューンで軽くジャムってみないかって言ったんだけど、彼らには全然ウケなかったね」
果たしてそもそも彼にメタリカに入りたいという気持ちがあったのかどうかと訊ねられると、彼は当時自身が大工として働いてたという事情を語り、「給料払ってくれさえすれば、どんなバンドだってホイホイ入ったと思うよ。ただ、あのオーディション受けに行った時には、もし入れたら最高だろうな、きっと毎日楽しくやれるだろうなって思ってたんだけど、今はそうならなくて本当に良かったと心から思ってるね」と付け加えました。
また彼は、メタリカのフロントマン、ジェイムズ・ヘットフィールドがドキュメンタリー『Behind The Music』の中で件のオーディションに言及し、クレイプールはバンドに加えるには「あまりに巧過ぎた」と発言していたことについて、かつて『ケラング!』誌が触れた際には、こう否定していました。「いやあ、違うよ、理由はそれじゃない──とにかく俺が浮きまくってたからさ」
「当時の俺はブロンドのモヒカン頭で、バギーなスケーター・パンツ履いて、足には左右違う色のテニスシューズって出で立ちだったんだ──あん時のメタリカはまだロングヘアで、タイトなパンツを穿いてたからな。俺はジェイムズ本人にも、ヘタなお世辞は止めてくれって言ったんだ、あの時絶対俺のことを、こいつイカれてる!って思ったんだろうって。だから俺を入れたくなかったんだろ!って。そしたら彼はただゲラゲラ笑ってたよ、要するにそれがホントのとこだったってわけだ。俺は彼らには絶対馴染めなかったよ。彼らにはちゃんとお見通しだったってことさ」
そんなクレイプールがショーン・オノ・レノンとタッグを組んだ『The Great Parrot-Ox and the Golden Egg of Empathy』は、AIをテーマにしたコンセプト・アルバムで、ATOから5月1日にリリース予定です。
「あいつらがそんなに人気だったなんて知らなかったんだよね」と、彼は当時オーディションに向かった自身のお気楽なアプローチについて釈明しています。「で、1曲か2曲一緒にプレイしたところで、俺が『ヘーイ、ちょっとアイズレー・ブラザーズでもジャムってみない?』って言ったんだけど、まあ誰ひとりとして笑わねえでやんの」
クレイプールはこのオーディションの話を2005年にも『BP』で披露しており、「バンドと一緒にプレイしたのが何の曲だったかは思い出せない」としつつ、オーディション開始から比較的早い段階で、自分が「バンドにはキャラ的に合わない」ことを感じ取ったと語りました。
「そりゃもう、どう見たって明らかだったよね。確かラーズ(・ウルリッヒ、ドラマー)だったと思うけど、『オマエ、この手の音楽にはあんまり馴染みがないんだろ、違うか?』って言いやがってさ。何しろ俺の最初の反応が、ガッデム、こりゃ(音が)デケえや!だったからね。それでちょっと肩の力抜くために、アイズレー・ブラザーズのチューンで軽くジャムってみないかって言ったんだけど、彼らには全然ウケなかったね」
果たしてそもそも彼にメタリカに入りたいという気持ちがあったのかどうかと訊ねられると、彼は当時自身が大工として働いてたという事情を語り、「給料払ってくれさえすれば、どんなバンドだってホイホイ入ったと思うよ。ただ、あのオーディション受けに行った時には、もし入れたら最高だろうな、きっと毎日楽しくやれるだろうなって思ってたんだけど、今はそうならなくて本当に良かったと心から思ってるね」と付け加えました。
また彼は、メタリカのフロントマン、ジェイムズ・ヘットフィールドがドキュメンタリー『Behind The Music』の中で件のオーディションに言及し、クレイプールはバンドに加えるには「あまりに巧過ぎた」と発言していたことについて、かつて『ケラング!』誌が触れた際には、こう否定していました。「いやあ、違うよ、理由はそれじゃない──とにかく俺が浮きまくってたからさ」
「当時の俺はブロンドのモヒカン頭で、バギーなスケーター・パンツ履いて、足には左右違う色のテニスシューズって出で立ちだったんだ──あん時のメタリカはまだロングヘアで、タイトなパンツを穿いてたからな。俺はジェイムズ本人にも、ヘタなお世辞は止めてくれって言ったんだ、あの時絶対俺のことを、こいつイカれてる!って思ったんだろうって。だから俺を入れたくなかったんだろ!って。そしたら彼はただゲラゲラ笑ってたよ、要するにそれがホントのとこだったってわけだ。俺は彼らには絶対馴染めなかったよ。彼らにはちゃんとお見通しだったってことさ」
そんなクレイプールがショーン・オノ・レノンとタッグを組んだ『The Great Parrot-Ox and the Golden Egg of Empathy』は、AIをテーマにしたコンセプト・アルバムで、ATOから5月1日にリリース予定です。
商品情報
The Claypool Lennon Delirium
『Great Parrot-ox And The Golden Egg Of Empathy』
・Amazon Music(MAY 01 2026)
・Amazon(2026/5/1)輸入盤CD
The Claypool Lennon Delirium
『Great Parrot-ox And The Golden Egg Of Empathy』
・Amazon Music(MAY 01 2026)
・Amazon(2026/5/1)輸入盤CD
1. Pro-Log
2. Wap(What a Predicament)
3. The Wake Up Call
4. Meat Machines
5. Troll Bait
6. Simplest of Deeds
7. Heart of Chrome
8. Through the Horizon
9. Mantra of the Manatee
10. The Golden Egg of Empathy(Feat. Willow)
11. Cliptopia
12. Cliptron Scuttle
13. Melody of Entropy
14. It's a Wrap
2. Wap(What a Predicament)
3. The Wake Up Call
4. Meat Machines
5. Troll Bait
6. Simplest of Deeds
7. Heart of Chrome
8. Through the Horizon
9. Mantra of the Manatee
10. The Golden Egg of Empathy(Feat. Willow)
11. Cliptopia
12. Cliptron Scuttle
13. Melody of Entropy
14. It's a Wrap
この他のレス・クレイプールにまつわるニュースとしては、先頃プライマスは今年の後半に予定しているUK及びヨーロッパ・ツアーの詳細を公表しました。今回の日程にはヘッドライナー公演として8月17日のマンチェスター・アカデミー、18日のグラスゴーのバロウランド・ボールルーム、19日のロンドンのO2フォーラム・ケンティッシュ・タウンが含まれ、更にフェスティヴァル出演もあります。英国内のチケット入手や海外公演の日程については以下をご参照ください。
今回のライヴはプライマスが「全く予想外で衝撃を受けている」とした長年のドラマー、ティム・アレキサンダーの2024年の脱退以降初めてのツアーとなります。彼らは後任探しのためにオーディションを行ない、ルイジアナ州シュレヴポート出身のジョン・ホフマンの起用を決めました。ホフマンは既にYouTubeで多くのフォロワーを獲得しているドラマーです。
商品詳細
プライマス
『Pork Soda』
・Amazon Music(APR 20 1993)
・Amazon(1993/4/20)輸入盤CD
プライマス
『Pork Soda』
・Amazon Music(APR 20 1993)
・Amazon(1993/4/20)輸入盤CD
商品詳細
プライマス
『PSailing the Seas of Cheese』
・Amazon Music(MAY 14 1991)
・Amazon(1991/5/14)輸入盤CD
プライマス
『PSailing the Seas of Cheese』
・Amazon Music(MAY 14 1991)
・Amazon(1991/5/14)輸入盤CD
商品情報
Primus
「Conspiranoid EP」
・Amazon Music(2022/4/22)
・CD(2022/8/5)輸入盤
Primus
「Conspiranoid EP」
・Amazon Music(2022/4/22)
・CD(2022/8/5)輸入盤
商品詳細
プライマス
『The Desaturating Seven』
Amazon Music・MP3(2017/9/29)¥1,000
プライマス
『The Desaturating Seven』
Amazon Music・MP3(2017/9/29)¥1,000
この記事についてのコメントコメントを投稿
この記事へのコメントはまだありません
RELATED POSTS
関連記事
-
2026.02.26 メタリカ、ラスヴェガスの球体型コンサート会場スフィアでの公演を発表
-
2026.01.16 スティングと元ポリスのバンドメンバーたちのロイヤリティをめぐる訴訟は更に継続中
-
2025.12.17 メタリカの最新ライヴ動画、「Fuel」「Fade To Black」公開!
LATEST POSTS
最新記事
-
2025.01.07 クイーン関連 最新ニュース(2026/3/13更新)
-
2024.04.04 ザ・ビートルズ関連 最新ニュース(2026/3/17更新)
-
2023.03.07 直近開催予定のイベントまとめ(2026/3/13更新)