ビートルズのアルバム・カヴァーを撮影したロバート・フリーマンが82歳で死去
イギリス人フォトグラファーのロバート・フリーマンが、11月7日に82歳で亡くなりました。死因は公表されていませんが、2014年に重度の脳卒中を発症し、その当時、家族は治療費にあてるため、ビートルズ関係のメモラビリアをいくつか売却したそうです。フリーマンの訃報は、ビートルズのオフィシャル・ツイッターでも発表されています。
ロンドン生まれのフリーマンは、当初『サンデー・タイムズ』のフォト・ジャーナリストでしたが、60年代初期にビートルズの仕事をきっかけにプロの写真家の道へ。
ビートルズのアルバム『Help!』や『Beatles for Sale』『Rubber Soul』『With the Beatles』『A Hard Day’s Night』など多数のアルバム・カヴァーを撮影、デザインしたほか、ジョン・コルトレーンやモハメド・アリ、アンディ・ウォーホール、チャールトン・ヘストンらの写真も手掛けていました。
フリーマンの訃報を受け、ポール・マッカートニーが自身のブログに追悼メッセージを掲載しています。
「親愛なるロバート・フリーマンが他界した。彼は、ビートルズ時代に僕らがお気に入りだった写真家の一人で、ビートルズの最も象徴的なアルバム・カヴァーを考え出した人。偉大なプロの写真家というだけでなく、想像力に富んだ本物の独創的思想家でもあった。僕らの顔半分に影がかかっているアルバム『Meet The Beatles』のカヴァー写真は、念入りに準備されたスタジオで撮った写真だと思われがちだが、実際は僕らが泊まっていたホテルの廊下に差し込む自然光を使い、ロバートが手際よく撮影したもので30分もかからなかった。
この素晴らしい人物がいなくなり寂しくなるが、彼との懐かしい思い出はこれからも僕の心の中にある。ありがとう、ボブ
愛をこめて ポール」
ロンドン生まれのフリーマンは、当初『サンデー・タイムズ』のフォト・ジャーナリストでしたが、60年代初期にビートルズの仕事をきっかけにプロの写真家の道へ。
ビートルズのアルバム『Help!』や『Beatles for Sale』『Rubber Soul』『With the Beatles』『A Hard Day’s Night』など多数のアルバム・カヴァーを撮影、デザインしたほか、ジョン・コルトレーンやモハメド・アリ、アンディ・ウォーホール、チャールトン・ヘストンらの写真も手掛けていました。
フリーマンの訃報を受け、ポール・マッカートニーが自身のブログに追悼メッセージを掲載しています。
「親愛なるロバート・フリーマンが他界した。彼は、ビートルズ時代に僕らがお気に入りだった写真家の一人で、ビートルズの最も象徴的なアルバム・カヴァーを考え出した人。偉大なプロの写真家というだけでなく、想像力に富んだ本物の独創的思想家でもあった。僕らの顔半分に影がかかっているアルバム『Meet The Beatles』のカヴァー写真は、念入りに準備されたスタジオで撮った写真だと思われがちだが、実際は僕らが泊まっていたホテルの廊下に差し込む自然光を使い、ロバートが手際よく撮影したもので30分もかからなかった。
この素晴らしい人物がいなくなり寂しくなるが、彼との懐かしい思い出はこれからも僕の心の中にある。ありがとう、ボブ
愛をこめて ポール」
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