プリンスのオフィシャル・メモアールが今年の暮れに発売される!

2016年にプリンスが他界する数週間前に出版契約が決まり、執筆が進んでいた彼の自叙伝『The Beautiful Ones』が今年の暮れに出版されると、プリンスの著作権代理人が発表しました。2016年3月に計画が公表されたこの本は、本来は昨年の秋に出版される予定でした。契約当時のプリンスは、ニューヨークのクラブでファンに向かって次のように語っています。

「キミたちは、今でも本を読むよね? 僕の兄弟でジャーナリストのダン・ピーペンブリングが執筆を手伝ってくれるんだ。彼は良き批評家で、単なるイエスマンじゃない。それこそ僕に必要な人物さ」

プリンスの回顧録は幼少時代まで遡り、2007年にスーパー・ボウルのハーフタイム・ショーで演奏した時のストーリーも描かれているそう。著作権代理人によると、プリンスは57歳で死去するまでに50ページの手書き原稿を提出し、その原稿も本の中に掲載されるようです。

また、自叙伝の編集担当者を決めるミーティングでは、異例にも3人の編集者が同席してプリンスに売り込みをかけましたが、それはプリンスが編集者と1対1で会いたくなかったからとか。

この本はアメリカの大手出版社ランダム・ハウスから出版されますが、プリンスは「断れないほどいいオファーをもらった」と話していました。

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