フィル・モグがUFOの50周年記念ツアー後に脱退

UFOのヴォーカル、フィル・モグが、来年行われるUFOの“50周年記念ツアー”終了後にバンドを脱退すると発表しました。

フィルは、バンドのウェブサイトに次のような声明を出しています。

「この決断をするまで長い時間がかかったけど、過去2回のUFOのツアーを終えてから、引退を考えていたんだ。フェアウェル（お別れ）って言葉が大嫌いだから、来年のツアーをフェアウェルツアーとは呼びたくないけど、僕がバンドとタップダンスをするのは、それが最後になるだろうね。

UFOは来年でちょうど50周年を迎えるから、いいタイミングだと思う。UKで最後のツアーを行うし、バンドと強い繋がりのある他の街でも公演する予定だけど、UK以外では長いツアーはしないだろうね。ツアーに出て演奏するのは素晴らしいけど、いつも贅沢なツアーをしている訳じゃないし、かなり疲れてくるんだ。僕は、そうなった時には引退しようとずっと前から思っていたし、その時が来たんだ。

バンドのメンバーはそれが僕の潮時だと理解しているよ。僕がいなくなっても、彼らはやりたいことが出来るってわかってるし、僕はもうライヴで演奏したりレコードを作りたくないんだ。とはいえ、僕自身のアルバムは作るかもしれないから、それは脱退してから考えるよ」