ニール・ダイアモンド、エルトン・ジョンらと契約を交わしたラス・リーガンが死去

ニール・ダイアモンドとエルトン・ジョンを有名にした音楽業界の重鎮、ラス・リーガンが、5月27日に89歳で死去しました。

リーガンは、60年代から90年代にかけて、モータウン、ユニ・レコード、20世紀センチュリー、ポリグラムなど、様々なレーベルで活躍し、40年間連続でNo.1ヒットを手掛けました。また、ビーチ・ボーイズ、フランク・シナトラ、スモーキー・ロビンソンの他、映画『スパイナル・タップ』のサウンドトラックにも携わっています。

ニール・ダイアモンドは、次のような声明を出しています。

「ラス・リーガンは、ユニ・レコードの初期の頃から、僕のためにいてくれたんだ。彼は曲を聴いただけで、ヒットするかどうかわかる人。僕がユニにいた頃も、ラスは多くのヒット曲を手掛けていた。彼はいつもアーティスト側に立って、僕がレコーディングしている時もスタジオにいてくれた。ヒット曲だとわかると、彼の顔が輝いていたよ」

エルトン・ジョンは、70年代に撮影したラスとの写真をツイッターに投稿している。

「ラス・リーガン、安らかに。僕を信じ、音楽キャリアをスタートさせた僕を助けてくれてありがとう」