エルトン・ジョン「ロック・イン・リオ2026」へ出演決定。バーニー・トーピンとの新曲、健康問題についても公表

●「ロック・イン・リオ 2026」出演

今週初め、エルトン・ジョンは「ロック・イン・リオ 2026」のヘッドライナーとして出演することが発表されました。

フェアウェル・ツアーで南米に行くことができなかったことから、今回の依頼には即答で「イエス」と答えたのだとか。「ツアーを休んで以来、これらの大きなワンオフ・ショーが私に与えてくれるエネルギーは、他に類を見ないものです。来年の夏にブラジルに戻るのが本当に待ちきれません」

エルトンは、来年ブラジルで開催される予定の唯一のショーとして、9月7日にパルコ・ムンド（ワールド・ステージ）のヘッドライナーとして出演予定。フェスティバル会長のロベルト・メディナはこれを名誉なこととして、「“ロック・イン・リオ” は、忘れられない思い出を作るために生まれました。エルトン・ジョンをただ呼び戻すのではなく、生ける伝説を再び呼び戻すのです」と喜びのコメントを発表しています。「2026年は象徴的な年になるでしょう。私たちは史上最高のアーティストの一人を迎え入れることに興奮しています」

●バーニー・トーピンから届いた7曲分の歌詞

またエルトンは、バーニー・トーピンから新しい歌詞が届いたことも明かし、「スタジオに入って曲にするのが待ちきれない」とも語っています。

エルトンの、全曲トーピン書き下ろしの歌詞による作品はは2016年の『ワンダフル・クレイジー・ナイト』以来となります。新型コロナウイルスが蔓延したロックダウン期には様々なアーティストとのコラボ作品をまとめた『ザ・ロックダウン・セッションズ』（2021年）をリリース。今年4月にはブランディ・カーライルとのアルバム丸ごとコラボレーションとなった『天使はどこに』をリリースし、シングル「ネヴァー・トゥー・レイト」とともに現在第68回グラミー賞で2部門にノミネートされています。同作を踏まえ、しかし「もっと商業的な作品を作りたい、もっと現代的でバーニー・トーピンの曲を演奏したいという気持ちもあるんだ」と語るほど意欲的です。