アン・ウィルソンのカヴァー曲「I Am the Highway」、オーディオ・ビデオが公開

ハートのシンガー、アン・ウィルソンのソロ・アルバム『Immortal』に収録されているオーディオスレイヴのカヴァー曲「I Am the Highway」が公開されています。

この曲は、2017年5月17日に亡くなった親友のクリス・コーネルに捧げた曲。

ローリング・ストーン誌との最新インタビューで、アン・ウィルソンはクリス・コーネルの自殺を知った時のチェスター・ベニントン（リンキン・パーク）について語っています。

「（クリスの自殺を知って）彼は本当に動転して、悲しんでいたけど、すぐにステージへ行かなくちゃならなかったの。クリスの死は、彼にとってものすごいショックだったし、恐怖を感じたのよ。で、チェスターにこう言ったの。“深呼吸して、私の目を見て、それからステージへ行きなさい。私たちは今でもここにいるのよ”って。でも、それから数週間後にチェスターも逝ってしまった」

またウィルソンは、亡くなった二人が、どこか似ていたと語ってもいます。
「彼らは知り合いだったし、お互いに同情したんじゃないかしら。片方が相手を自殺に追いやったという訳じゃないけど、クリスの死がチェスターに大きな衝撃を与えたのは確かよ。私にとってもショックだったけど、私はチェスターほど驚かなかった。クリスは、ホテルの部屋で寂しくなると、“今の俺に必要なのは首吊り用のロープだけ。ツアーは非人間的で辛いし、俺は疲れ果てた”って、自虐的なジョークを言ってたしね」