アレサ・フランクリン(76歳)が危篤

弊社刊行の評伝『アレサ・フランクリン リスペクト』
7月12日のMLCニュースで9月に発売されるシングル・コレクションについてお伝えしたばかりですが、去年ツアーから引退すると発表していたソウルの女王、アレサ・フランクリンが危篤状態に陥っていると、複数のメディアが報じています。

8月12日の夜、このニュースを最初に伝えた“Showbiz 411”によると、アレサはデトロイトの自宅で家族と親しい友人らに囲まれているといいます。

「3月に76歳の誕生日を迎えたアレサは、2010年にガンと診断されて以来、病と闘ってきました。彼女が最後にパフォーマンスを行ったのは、2017年11月2日にニューヨークで行われたエルトン・ジョンのエイズ財団によるイベントでしたが、すでに体力の消耗と脱水症状を起こしており、奇跡的なショウでした。母親、姉妹、友人として、いとことして、彼女はあまりにも惜しまれる存在ですが、彼女の功績はそれ以上に偉大です」

誕生日の3月25日には、ニュージャージーでパフォーマンスが予定されていましたがキャンセルとなり、4月に開催されたニューオーリンズ・ジャズ・フェスティバルへの出演もキャンセルされていました。当時、彼女のマネジメントは、少なくともあと2か月の休養が必要だと発表していましたが、最近の体重は40キロほどになり、友人らは死を覚悟するよう言われているそうです。

ビルボードの歴史において、フランクリンは最も多くチャート入りした女性アーティストで、これまでチャート入りしたシングルは112曲にも及び、1987年にロックの殿堂入りを果たした初めての女性シンガーでもあります。

1961年のデビュー以来、グラミー賞を18回受賞し、世界中で7,500万枚以上のレコードを売り上げ、去年の11月には42枚目のアルバム『A Brand New Me』をリリースしています。去年の引退発表時に、フランクリンは次のように述べていました。

「私の音楽キャリアの原点と現状を考えると、ものすごく豊かな気持ちになるし、とっても満足しているの。これからもその気持ちは変わらないと思うわ。でも、私はどこにも行かないし、座ったまま何もしないでしょうね。それも良くないけど」

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