ソウルの女王、アレサ・フランクリン逝く

弊社刊行の評伝『アレサ・フランクリン リスペクト』
8月16日の朝、先日から危篤が報じられていたアレサ・フランクリンが、デトロイトの自宅で家族らに見守られながら進行性膵臓ガンのために亡くなりました。享年76。

彼女の広報担当者が次の声明を発表しています。
「ソウルの女王、アレサ・ルイーズ・フランクリンの逝去をお伝えする事は深い悲しみであり、我々の人生において最も暗い瞬間でした。我々の心の痛みを表す言葉が見つかりませんが、世界中の友人、支援者、ファンの皆様からの多大なる愛情とサポートに深く感銘を受け、感謝しております。アレサに対する皆さまの愛情により、彼女の遺産は生き続けていくことでしょう」

ポール・マッカートニー「我々にインスピレーションを与えてくれたソウルの女王、アレサ・フランクリンの素晴らしい人生に感謝。ミュージシャンとして、素晴らしい人物として、彼女の偉大さは永遠に我々と生き続ける」

エルトン・ジョン「心と魂から歌う本物の音楽、そして教会音楽を愛する者にとって、彼女の逝去は大きな打撃です。彼女の歌声は唯一無二のもので、彼女のピアノは過小評価されていたけれど、彼女は僕が大好きなピアニストの一人でした。彼女と共に時間を過ごせたこと、僕のチャリティ・コンサートで彼女の最後となったパフォーマスを目の当たりに出来て、僕は幸運でした。そして彼女と誕生日(3月25日)が同じだったことは、僕にとって大きな意味があったのです」

その他にも、リンゴ・スター、ローリング・ストーンズ、ジーン・シモンズ、スラッシュ、デヴィッド・カヴァデールなど、多くのアーティストらがツイッターにお悔やみのメッセージを投稿しています。

また、去年11月に行われたエルトン・ジョン主催のチャリティ・イベントで「I Say A Little Prayer」を歌った時の映像が公開されていますが、このパフォーマンスがアレサ生前最期のステージとなってしまいました。

Aretha Franklin's final public performance

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