元ザ・ストラングラーズのヒュー・コーンウェル、この秋、2枚組アルバム『モンスター』を日本発売!

pic: Betrand Fevre
久しぶりに聞く名前です。ストラングラーズ〜ヒュー・コーンウェル。まだまだ創作意欲は衰えていないようです。なお、ヒュー・コーンウェル最新インタヴュー掲載のムック『CROSSBEAT presents From Punk To Post Punk』は、10月18日発売予定です。
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〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
 
70年代の英国のパンク、ニュー・ウェイヴ期を代表するバンド、ザ・ストラングラーズのギター、ヴォーカリストを務め、1990年発売のアルバム『10』を最後にバンドを脱退。以降ソロ活動を続けているヒュー・コーンウェルが、通算9作目となるスタジオ・ニュー・アルバム『モンスター』(2枚組)を海外は10月5日に2CD/2LP/デジタルの各フォーマットで、日本盤CDは10月24日発売する。

また、現在iTunes Storeでは新作『Monster』の予約注文を受付中。予約すると先行トラックとして、「Pure Evel」「Monster」がダウンロードできるようになっている。

スティーヴ・アルビニとのアルバム『Totem & Taboo』(2012年)、マンチェスター出身のパンク詩人、ジョン・クーパー・クラークと組んだ2014年のカヴァー・アルバム『This Time It's Personal』(DR JOHN COOPER CLARKE & HUGH CORNWELL名義)以来4年振りのニュー・アルバムとなる。

新作『モンスター』のDisc1は全曲の作詞・作曲、プロデュースを自身で手掛けており、英雄(ヒーロー)と悪役(ヒール)の両方について取り上げた10曲が収録されている。ヒュー・コーンウェルの98歳の母親=ウィニフレッドをインスピレーションにした「La Grande Dame」をはじめ、アルバム・タイトル・トラックでもある「Monster」は、20世紀の特撮映画界に革命をもたらしたストップモーション・アニメーションの巨匠レイ・ハリーハウゼンをテーマに、ルー・リード(「Mr.Leather」)、ジャズ・ピアニスト/歌手のモーズ・アリソン(「Mosin’」)、1940年代のハリウッド・スター、ヘディ・ラマー(「The Most Beautiful Girl in Hollywood)」)、70年代の伝説的スタントマンのエベル・ナイベル(「Pure Evel」)、イタリア人独裁者のベニート・ムッソリーニ(「Duce Coochie Man」)など、様々な人物が作品の中では取り上げられている。

また、Disc2は“レストレイション”と名付けられ、ザ・ストラングラーズの名曲 「No More Heroes」や「Always The Sun」の他、「Outside Tokyo」「Don’t Bring Harry」「Let Me Down Easy」といった逸品など、ヒューが長年の間に再発見してきたザ・ストラングラーズの楽曲、計10曲がアコースティック・ヴァージョンで再収録されている。

新作に関してヒュー・コーンウェルは「このアルバムを作り始めてから長い間経つし、完成させてからも1 年経つ。でも、ごく最近こう思ったのさ、『このアルバムは今のセレブリティのトレンド全体への反応なんだな』ってね。みんながなろうと努力しているセレブリティっていうのは、何かを達成することと何の関係もない、ただセレブリティになるためだけのセレブリティなんだから。僕がアルバムで取り上げている人たちは、歴史の中で自分の居場所を努力して勝ち取った人たちなんだ」と語っている。

【商品情報】

アーティスト:HUGH CORNWELL / ヒュー・コーンウェル
タイトル:MONSTER / モンスター
品番:SICP-5921~2
価格:¥3,300+税
仕様:歌詞・対訳・解説付
発売日:2018年10月24日発売(海外10月5日発売)

収録曲

DISC1:『Monster』(オリジナル・アルバム)

1.Pure Evel
2.La Grande Dame
3.The Most Beautiful Girl In Hollywood
4.Mosin’
5.Mr. Leather
6.Bilko
7.Robert
8.Monster
9.Attack Of The Major Sevens
10.Duce Coochie Man

DISC2 『Restoration』(ザ・ストラングラーズの楽曲をアコースティックで再録音)

1.Outside Tokyo [アルバム『Black and White』(1978年)収録]
2.Let Me Down Easy [アルバム『Aural Sculpture』(1984年)収録]
3.Souls  [アルバム『Aural Sculpture』(1984年)収録]
4.Don’t Bring Harry  [アルバム『The Raven』(1979年)収録]
5.Goodbye Toulouse  [アルバム『Rattus Norvegicus』(1977年)収録]
6.Ships That Pass In The Night  [アルバム『Feline』(1983年)収録]
7.Never Say Goodbye  [アルバム『Feline』(1983年)収録]
8.No More Heroes  [アルバム『No More Heroes』(1977年)収録]
9.Big In America  [アルバム『Dreamtime』(1986年)収録]
10.Always The Sun  [アルバム『Dreamtime』(1986年)収録]

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【ミニ・バイオ】

イギリス・ロンドン出身。1960年代後半にブリストル大学で生化学学士号を取得。大学卒業後、スウェーデンのルンド大学で研究の日々を送る。研究の傍らバンド活動を行い、帰国後、70年代の英国のパンク、ニュー・ウェイヴ期を代表するバンド、ザ・ストラングラーズを結成し、ギター、ヴォーカリストを務める。『Rattus Norvegicus』、『No More Heroes』、『Black and White』、『The Raven』の初期の4枚のアルバムはUKチャートのトップ5を獲得。1990年発表のアルバム『10』(10th AL)を最後にバンドを脱退、以降ソロ活動を続けている。これまでに8枚のスタジオ・アルバム、コラボレーション作品、ライヴ盤などを発表。

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