アレサ・フランクリンの葬儀が31日に、その前日にはトリビュート・コンサートも

弊社刊行の評伝『アレサ・フランクリン リスペクト』
デトロイト・フリー・プレスによると、現地時間8月31日(金)午前10時から始まるアレサ・フランクリンの葬儀が、アメリカのテレビ局で生中継され、AP通信でもライヴ・ストリーミングされるとのことです。

葬儀はアレサの故郷デトロイトのグレイター・グレイス・テンプルで行われ、スティーヴィー・ワンダー、チャカ・カーン、ロナルド・アイズレー、ジェニファー・ハドソン、フェイス・ヒル、ファンタジア、ヨランダ・アダムスらがパフォーマンスを行う他、元アメリカ大統領のビル・クリントン、クライヴ・デイヴィス、スモーキー・ロビンソン、ミシガン州知事、デトロイト市長らも参列し、弔辞を述べる予定になっています。

また、8月28日には、アレサの棺がデトロイトのアフリカ系アメリカ人歴史博物館に安置され、一般に公開されたため多くのファンが弔問に訪れています。ゴールドの棺に納められた遺体には、フリルの付いた赤いスーツが着せられ、真っ赤なサテンのパンプスが履かされていましたが、その赤い服は、彼女が会員となっていたデルタ・シグマ・シータ・ソロリティというNPO団体のシンボルだったそう。一般弔問は、8月29日も行われます。

そして翌30日には、20人以上ものアーティストや活動家、家族らが出演するトリビュート・コンサートが、18時から21時までデトロイトで開催されます。

出演アーティストは、R&Bやゴスペル、ジャズ、ヒップホップと多岐にわたり、「Freeway of Love」を共同作曲したナラダ・マイケル・ウォルデンがこの曲を披露する他、ジーン・カーン、フォー・トップス、レジーナ・ベル、ニュー・エディションのジョニー・ギルらが出演し、アレサの息子エディと孫娘のグレイシーとヴィクトリーも参加するそうです。

また活動家らは、フェミニズムと公民権運動においてアレサが果たした役割について語る予定。会場はアレサが2015年8月に公演を行った“Chene Park Amphitheatre”で、入場は無料ですが、キャパシティが6,000のためチケットが必要とのこと。

なお、以前お伝えした通りこのコンサートとは別に、11月14日にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、クライヴ・デイヴィス主催のトリビュート・コンサートも予定されています。

Aretha Franklin's final public performance

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