クイーン+アダム・ランバートが10日間のレジデンシー公演をスタート

9月1日、ラスベガスにあるキャパシティ5,200人のパーク・シアターで、アダム・ランバートがヴォーカルを務めるクイーンのレジデンシー公演『The Crown Jewels』がスタートし、公演の模様を撮影した映像とアンコールを含めた20曲のセットリストが公開されています。9月1日から22日まで10公演が予定されており、チケット代は79ドル(8,760円)から350ドル(38,800円)。

ヴォーカルのアダム・ランバートについて、ブライアン・メイは次のように語っています。

「フレディが生きていたら、アダムのことをとても気に入る反面、嫌ったかもしれないね。なぜなら、アダムには天賦の才があるからさ。10億人に一人の声だよ。彼ほど音域が広い人と共演したことは一度もなかったし、彼は音域が広いだけでなく、どの音域にもクオリティがある。フレディのヴォーカルが進化するのを目の当たりにしてきたけど、アダムにも同じことが言えるよ。彼はフレディの真似をしているのではなく、ジグソーパズルのピースを提供しているようなもの。彼は本当に素晴らしい。ヴォーカルがアダムでなかったら、今回の公演はあり得なかったね」

2008年に米テレビ番組『アメリカン・アイドル』のオーディションで「ボヘミアン・ラプソディ」を歌って以来、クイーンとのコラボレーションをスタートさせたランバートは、現在4枚目のソロ・アルバムに取り掛かっていますが、当面クイーンとの活動を止めるつもりはないそうです。

「クイーンと過ごす時間がこんなに長く続くなんて思ってもみなかった。あのオーディションで“ボヘミアン・ラプソディ”を歌って良かった。もし違う曲を歌っていたら、こうなっていたかどうかわからないからね。でも初めてクイーンと歌った時は、本当に驚きだった。一生に一度だけの経験だと思っていたのに、大規模なツアーがあって、その後もツアーが続いているなんて、ずっと贈り物をもらっている気分。本当に心から光栄だと思っているよ」

パーク・シアターでは、来年の4月6日から7月9日まで、エアロスミスの50周年を記念するレジデンシー公演が行われる他、12月からは1年にわたるレディ・ガガのレジデンシー公演も予定されている。
 

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