ボノの声が出なくなりU2のベルリン公演が中止に

9月1日の夜、ドイツのベルリンで公演を行っていたU2だが、公演の途中でボノの声が出なくなり、最初の5曲を演奏した後で中止となりました。

U2が前日にも公演を行っていたメルセデス・ベンツ・アリーナは、場内に喫煙可能なエリアがあり、4曲目を歌い終えたボノは、次のように語っていました。

「巨大な葉巻の煙に包まれているみたいだ。声が出なくなったけど、どうしていいのかわからない。10分前まで小鳥のように歌っていたのにね。時間が経てば元に戻るハズだけど」

その後、バンドは5曲目の「Beautiful Day」をスタートするも、ボノが歌いにくそうにしていたのは明らかで、その時の映像が公開されています。

曲が終り、バンドにストップサインを出したボノは、観客に謝罪。公演中止と振替公演の可能性について語り、「10分間の休憩にします」と述べた後でバンドと共にステージを降りたが、公演が再開することはありませんでした。

その後、バンドのウェブサイトには、次の声明が発表されています。

「今夜の公演が中止になり、本当に申し訳ありませんでした。ボノはショウの前まで絶好調で声にも問題はなく、全員がベルリンでの第2夜を楽しみにしていましたが、ボノは数曲歌った後で完全に声が出なくなってしまいました。原因がわかっておらず、医師の指示に従うことにしました。ベルリンのファンの皆様、ベルリンまで足を運んでくださったファンの皆さまからのサポートとご理解に感謝すると共に、最新情報をすぐにお知らせするつもりです」

U2の“Innocence + Experience ツアー”は、9月4日にもドイツのケルン公演が予定されており、11月10日まで続く予定になっています。

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