フェアポート・コンヴェンション、ジェスロ・タルのマーティン・アルコックが死去

フェアポート・コンヴェンションで11年間、ジェスロ・タルで4年間活動していたマルチ・プレイヤーのマーティン・アルコックが、9月16日に肝臓がんのため61歳で亡くなりました。

末期の肝臓がんを患っていたアルコックは、8月9日に行われたフェアポート・コンヴェンション主催の音楽フェスティバルに出演しており、死期を悟っていたアルコックについて、キャット・スティーヴンスが9月16日付のフェイスブックに次の声明を発表しています。

「マーティン・アルコックの死に深い悲しみを覚える。僕のアルバム『The Laughing Apple』(2017年)で際立った活躍をしてくれた音楽の天才だった。彼は死期が迫っていることを知っていたが、あれだけ勇敢に正直に穏やかに死を受け入れていた人はいなかった。彼のメロディアスな魂に神のご加護を」

また、ジェスロ・タルも9月17日にフェイスブックで哀悼の意を表しています。

「本日、末期がんと数か月闘っていたマーティン・アルコックが亡くなったという悲しいニュースが届きました。彼と僕らの活動は80年代後半にスタートしましたが、僕らの音楽を含め、あらゆるジャンルの音楽を喜びと情熱と共に演奏していた彼の姿を忘れることはないでしょう。フェアポートや、数えきれないアーティストとのコラボレーションに費やした彼の時間は、様々な楽器をマスターし、多くの音楽ジャンルに取り組んだ彼の技術によって重要な意味を成すものとなり、彼は、レコーディングの宝庫と素晴らしい思い出を残してくれました」

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

ページトップ