映画『ボヘミアン・ラプソディ』、公開週末の興行収入が伝記的音楽映画史上2番目に?

米『Variety』誌によると、アメリカで11月2日に初公開される映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、11月2日から11月4日の週末にかけて、3,000万ドル(約33億6,800万円)の興行収入が見込まれていると言います。この数字は、2015年公開の映画『ストレイト・アウタ・コンプトン(Straight Outta Compton)』が初上映された週末に記録した6,000万ドルに続く成績で、伝記的音楽映画としては歴代2番目のヒット作となるかもしれません。

この映画では、クイーンのヒット曲と革新的なサウンドを通じ、バンドがスターダムにのし上がる姿や、マーキュリーのライフスタイル、ライヴ・エイド前夜の再結集などに焦点をあてていますが、映画製作に協力したクイーンの公式アーキヴィスト(アーカイヴする人の意)、グレッグ・ブルックスは次のように語っています。

「私の役目は、フォックス社の小道具チームに、本物のクイーンのテープや手書きのメモ、記念品、衣装、写真など、少しでも役に立つ資料を渡すことでした。クイーン同様、フォックスのチームはとても詳細にこだわっていましたからね。

例えば衣装にしても、単に基本的な部分を似せるのではなく、1972年のブルー・ジーンズに当時のベルトとソックス、靴を合わせるという具合にね。そのためにも、彼らにはクイーンがプライベートでリラックスしている時の写真が必要だったのです。『ロジャーのソックスが写っている写真はある?』なんてよく訊かれましたよ。

フォックスは、恐ろしいほど信ぴょう性のある〈クイーン・ワールド〉を作り上げました。あらゆる点において、この映画は本物です」


(10月15日追記:MLCのツイッター上で増田勇一さんより〈ライヴエイド前夜の再結成〉との記述が「とんでもない誤り」であるとのご指摘を受けました、確かに誤った表現でしたので、〈ライヴエイド前夜の再結集〉と訂正させていただきます。ご指摘ありがとうございました)

 

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