キース・リチャーズ、ストーンズのニュー・アルバムとツアーについて語る

pic:David Tan / Music Life / Shinko Music
キース・リチャーズが『Rolling Stone』誌との最新インタヴューで語ったところによると、最近のキースは、1カ月ほど前にミックと数日間スタジオにいたといいます。

「スタジオ・セッションは最高だったね。プロデューサーも交えて何曲か演奏しただけだよ。ニュー・アルバムはまだ初期段階だし、来年はツアーがあるから、(アルバムの完成は)“多分、来年”としか言えないよ。どんなサウンドになるかって? それも今は言えないね。ギターとドラムとベースがあるのは間違いないけどさ」

2019年の全米ツアーの話は、今年のツアーの終わりに出たそうで、「またツアーをやろうぜ。でもどこでやる?」という感じだったそう。

「(今年のツアーが終ったのは7月だから)来年のツアーが始まるまで9カ月近くもオフになるし、(次のツアー前には)長期間のリハーサルが必要になるよ。9カ月もブランクがあったら、突然ツアーに出るなんて無理だからね。その前にやることが山ほどあるんだ。リハーサルは、9カ月動かしていなかった車にエンジンをかけて、慣らし運転をするようなものさ。それに、リハーサルって楽しいんだよ。どの曲でショウをスタートするとか、ショウを形作るのはセットリストだし、それはリハーサルの最中に決まっていくからね」

「(1964年に)初めてアメリカをツアーした時は、ステーション・ワゴンで移動してたんだ。60年代半ばのアメリカは、今とは全く違ってた。こんなに長く自分が現役でいるなんて、ホントに信じられないよ。俺はアメリカが成長していく姿を見たし、大半のアメリカ人よりはよく知ってるつもりさ。なぜって、俺は年くってるから!」

「俺がプレイし続ける理由は、生活のためだよ(笑)。というか、俺が選んだ道だからさ。5万人を前にすると、まさにアットホームな気持ちになって心が落ち着くんだ。ロニーと俺は、ショウの前によく言うんだ。“ステージに上がって、平穏な気持ちになろうぜ”ってね」

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