ボビー・ブラウンが2017年公開のホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画をめぐり、BBCとShowtimeを訴える

先日、新たなドキュメンタリー映画のニュースがあったばかりですが、それとは別の2017年に公開された故ホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画『Whitney: Can I Be Me?』をめぐり、 アメリカのテレビ局〈Showtime〉とイギリスの放送局〈BBC〉、そしてこの映画のプロデューサーらが、ホイットニーの元夫であるボビー・ブラウンと、2015年に亡くなった娘のボビー・クリスティーナ・ブラウンの遺産管理人から訴えられています。

11月28日にニューヨークの連邦裁判所に提出された訴状によると、ブラウン一家は「同意していない映像が映画に使われた」として、200万ドル(約2億2,600万円)の損害賠償を求めている他、映画のプロモーションと配給の永久差し止めを請求しています。

映画では、ボビー・ブラウンとクリスティーナの映像が30分以上も使われていますが、その映像は2007年の離婚前に撮影された2005年のTVシリーズ『ビーイング・ボビー・ブラウン(Being Bobby Brown)』のもので、ボビーは映画での使用を承諾したことは一度もなく、また、映画のエンディングに〈ブラウンハウス・エンターテインメント(Brownhouse Entertainment)〉というボビーの会社名がクレジットされ、あたかも映像の使用を許可したような印象を与えていると主張しています。

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