TOTOが「アフリカ」時代の未発表曲「Devil’s Tower」をリリース

1982年発表のアルバム『Toto IV』に収録された「Africa」と並行して作曲されるも、これまでリリースされなかった「Devil’s Tower」という楽曲が、バンドのウェブサイトでのみ購入可能な限定版ボックス・セット『All IN』に収録されていることがわかりました。

このボックス・セットには、TOTOのアルバム(Toto、Hydra、Turn Back、IV、Isolation、Fahrenheit、The Seventh One、Kingdom Of Desire、Tambu、Mindfields、Toto XX)の他、未発表の「Live In Tokyo EP」(1980年)と、未発表曲を収録した新しいアルバム『Old Is New』を含む17枚のLPと13枚のCD、そしてブルーレイが1枚入っています。

「Devil’s Tower」は、10曲入りのLP『Old Is New』に収録されていますが、そのうち7曲が未発表曲で、残りの3曲「Spanish Sea」「Alone」「Struck By Lighting」は、2018年2月7日に発売されたTOTOのデビュー40周年を記念した最新ベスト・アルバム『40 Trips Around The Sun』にも収録されています。

ボックス・セットに収録されている全楽曲は、TOTOとプロデューサーのエリオット・シャイナーが個人的にリマスターしているとのこと。

また、1990年のパリ公演と5.1サラウンド・サウンドの『Toto IV』を収録したブルーレイディスクも1枚入っている他、エッセイや未公開写真が掲載された80ページのハードカヴァー本と、メンバーが内容保証のためにサインした20センチ四方の番号付き証明書も同封されています。

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〈以下、メイカー・インフォメーションより抜粋〉

全盛期のジェフ・ポーカロとデヴィッド・ハンゲイトのプレイが聴ける新曲「DEVIL’S TOWER」が配信スタート! 同曲を収録した “40年全部入り”の豪華31枚組『ALL IN』(Deluxe Box)の開封動画も公開。

 
今年2018年でデビュー40周年を迎え、来年2月にJAPANツアーも決定しているTOTO。1978年のデビュー以来、「アフリカ」「ロザーナ」「ホールド・ザ・ライン」などロック/ポップス史上に残る数多の名曲を生み出し、AORの代表的なバンドとして多世代の音楽ファンから世界的な支持を集め続ける彼らの、“40年全部入り”とも言える豪華31枚組の『ALL IN』(Deluxe Box)がこのたび発売となり、そこに収録されている注目の新曲「DEVIL’S TOWER」の配信がスタートした。

 
「DEVIL’S TOWER」配信リンク

 
「DEVIL’S TOWER」は、『ALL IN』(Deluxe Box)の中でも今回最大の目玉となるディスク、『OLD IS NEW』収録曲の一つ。『OLD IS NEW』は、収録10曲が全て“新曲”で構成されており、うち5曲はバンドが40周年に向けて2017年に書き下ろしたもの(「ALONE」、「SPANISH SEA」、「STRUCK BY LIGHTNING」の3曲のみ、最新ベスト盤『40トリップス・アラウンド・ザ・サン』*で発表済み)で、残る5曲は、1981年から1984年にかけての未完のレコーディング・セッション音源に、この度メンバーが新たなセクションを書き加え、追加録音を行って完成させたもの。つまり、全盛期のジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイト(更には当時20代だった自分達)のプレイにあわせて2017年のスティーヴ・ルカサーやデヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ポーカロらが新たにプレイしているというわけだ。

 
『ALL IN 』(Deluxe Box)開封動画

 
スティーヴ・ルカサーはこれらの新曲に関して次の様に語っている。

 「古い曲には新しいセクションを書き加えた。自分たちが20歳から25歳の頃に録ったパートでこれは残せると判断した部分に合わせて、新たに演奏したんだ。ジェフとマイク、或いはジェフとハンゲイトのパート、それと基本的なギターやピアノのパートを残して、その上にオーバーダブで重ねたんだ。昔の時代の雰囲気をそのまま残しておきたいと思った。24歳の自分の演奏に合わせてプレイするのはなかなかやばかったよ…正にオールドスクールさ」

 
『ALL IN』(Deluxe Box)メンバー自身による開封動画

 
配信曲に選ばれた「DEVIL’S TOWER」は、全盛期のジェフ・ポーカロとデヴィッド・ハンゲイトの演奏が聴ける、最も古い楽曲の一つ。原曲のドラム、ベース、ピアノ、オルガンとエレキ・ギターは1981年の録音のまま残っており、ヴォーカルとギターが新しく足されている。冒頭からバンドの初期のサウンドを彷彿とさせつつも、曲が進むにつれてより現代的なサウンドになっていくのは今回のミックスとマスタリングに依るところも大きい。最新アルバム『TOTO XIV』或いは、歴史的名盤『TOTO IV』に入っていてもおかしくない自由自在なTOTO流ロック・ナンバーで、文字通り、<OLD> IS <NEW>といったところだ。ほかにも『OLD IS NEW』には、ポーカロ3兄弟が時空を超えて共演する「FEARFUL HEART」など、バンドの40年を体感できる“新曲”が満載で、このディスク1枚だけをとっても、往年のファンにはたまらない内容になっている。
 

デビュー40周年記念!<40年全部入り>の豪華BOXセット

TOTO 『ALL IN』(Deluxe BOX)

(アナログLP13タイトル(17枚組)+CD13枚(紙ジャケ仕様)+ブルーレイ1枚の計31枚組)

2018年11月30日発売(輸入盤のみ)
国内販売価格:¥50,000+税
日本では200セットの数量限定でSony Music Shopのみにて販売
(Sony Music Shopでの購入特典:同梱の豪華80Pハード・カヴァーBOOKを日本語翻訳したスペシャル・ブックレット)

 
アナログLP及びCDは、オリジナル作品+1998年発表の未発表曲集の11タイトルに加え、この度初リリースとなる、1980年の初来日公演(ハイドラ・ツアー)の一部を収めた『Live In Tokyo EP』と、「Alone」、「Spanish Sea」、「Struck By Lightning」ほか7曲の新曲を収めた全10曲入りの『Old Is New』を含む計13タイトルで、このたび全作品でTOTOのメンバー(デヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ルカサー、スティーヴ・ポーカロ、ジョセフ・ウィリアムズ)と共に、数度のグラミー賞とエミー賞受賞歴を誇る伝説的なレコーディング・エンジニア/プロデューサー、エリオット・シャイナーがリマスター作業を行った。同梱のBlu-ray Discには、故ジェフ・ポーカロの雄姿も観ることが出来る1990年パリ公演の映像に加え、1982年発表の名盤『TOTO IV ~聖なる剣~』の5.1チャンネル・サラウンド・サウンドを収録。

 Sony Music Shopで購入する


来日公演情報

<40 Trips Around The Sun 2019 JAPAN TOUR>
【広島】 2/14(木) 広島文化学園 HBGホール
【金沢】 2/16(土) 金沢歌劇座
【福岡】 2/18(月) 福岡市民会館
【東京】 2/20(水) 日本武道館
【大阪】 2/21(木) 大阪城ホール
【盛岡】 2/23(土) 岩手県民会館
【名古屋】 2/25(月) 名古屋国際会議場センチュリーホール
【仙台】 2/27(水) 仙台サンプラザホール

詳細はこちらから


関連リリース情報

幻の未発表音源を基に完成した新曲3曲を収録した、デビュー40周年記念最新ベスト・アルバム
TOTO 『40 トリップス・アラウンド・ザ・サン』

<CD>
好評発売中
全17曲収録
歌詞・対訳・解説付
高品質Blu-specCD2仕様
SICP31137
¥2,600+税

 

TOTOに関するアップデートはこちら(海外公式):

www.totoofficial.com
www.twitter.com/toto99com
www.facebook.com/totoband

 
デビュー40周年特設ページはこちら

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