プリンスの楽曲を使った新しいミュージカル映画が進行中

プリンス初主演の自伝的ミュージカル映画『プリンス／パープル・レイン』は1984年に公開されましたが、現在プリンスの楽曲を使った新しいミュージカル映画の製作が進行しています。

『Variety』誌によると、ユニバーサル・ピクチャーズが、プリンスによる一連の楽曲の使用権利を取得し、プリンスの音楽をベースにしたオリジナル映画の製作を計画しているとのことです。ただしクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』のような伝記的音楽映画ではなく、プリンスの音楽はあくまでも物語を進めていく中で使われるようです。プリンスの遺産管理団体とは合意の上で、遺産管理団体も彼の楽曲が映画で使われることに前向きだといいます。

現時点では、サウンドを含めた映画の詳細はほとんど明らかにされていませんが、映画の製作総責任者には、トロイ・カーター（元レディー・ガガのマネージャーで元スポティファイ幹部）の他、遺産管理団体のエンターテインメント・アドバイザーと、ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング・グループの会長兼CEOを務めるジョディ・ガーソンが名を連ねています。