元KISSのエース・フレーリーがジーン・シモンズのコメントに反撃

KISSのフェアウェル・ツアーに元メンバーが参加するかどうかについてのインタビューで、ジーン・シモンズがエース・フレーリーについて語った内容に対し（1月30日付MLCニュース参照）、エース本人がフェイスブックで反論しています。

「ジーン、あんたの記憶は本当にいい加減だよな。俺がKISSからクビになったことなんて一度もないぜ。俺が自分の意志で2回脱退したんだ。3回じゃないからな。その理由は、全てを支配しようとするあんたとポールが信用できず、あまりにも一緒にやりにくかったからさ」

「長い間あんたが俺の悪癖を中傷したせいで、俺は何百万ドルも損してるんだ。今の俺は12年間もシラフだってのに、俺が一晩のステージさえ出来ないだって？ そんな俺がここ12年間も〈エース・フレーリー・バンド〉として活動してるんだから、あんたら二人はさぞかしガッカリしたことだろうよ！」

「俺は脱退したオリジナル・メンバーの中で、一番成功しているソロ・アーティストだし、それを誇りに思ってるんだ。あんたとポールは、長年にわたり何回もソロになった俺の足を引っ張ろうとしてるけど、成功した試しがないよな」

「俺は自分のアルバムを作る時だって、あんたとポールをゲスト・ミュージシャンとして招待したし、俺の貴重な59年製のギブソン・レスポールだってあんたらにあげたよ。今まで二人には良くしてきたつもりだったけど、今日のコメントを聞いて、あんたが何人もの女性から訴えられているただのアホなセックス中毒だってことがわかったぜ。あんたは臭いモノに蓋をしようとしているだけさ！」

「それに、俺があんたの〈Vault Experiences〉に協力しようとしていた時に、ロスのキャピトル・レコードのビルで、俺のワイフにセクハラしようとしたよな。その数週間後にワイフから聞いてわかったんだよ。ワイフはあんたを訴えようとしていたけど、俺が止めさせたんだ！」

「今日の酷いコメントを聞いたら、もう黙っちゃいられねえ。あんたらにとって、これがホントの〈The End Of The Road Tour〉になるだろうよ！」

「あのコメントに対する心からの全面的謝罪と、俺に昔の仕事を返すこと、俺が作り上げたKISSのギタリストの座からトミー・セイヤーを降ろすこと、その条件が呑めないなら、事態は面倒なことになるぜ」

ヴィニー・ヴィンセントに続き、エース・フレーリーにはゲスト出演のチャンスさえなくなったようです。面倒なことが起きなければいいのですが……起きそうですね。