AC/DCのニュー・アルバム、続報

アメリカのラジオ・パーソナリティのエディ・トランクによると、故マルコム・ヤングの楽曲をフィーチャーしたAC/DCのニュー・アルバムが完成しているといいます。

この件に関しては、ブライアン・ジョンソンもアルバムに参加していたことを認めていますが（1月31日付MLCニュース参照）、エディ・トランクは自身のポッドキャストで次のように語っています。

「先日、アナハイムで開催されたNAMM（世界最大の楽器見本市）に行った時、名前は言えないけど、非常に信頼できる情報源から、AC/DCのアルバムが完成したって聞いたんだ。マルコム・ヤングのトリビュート・アルバムになるって噂は本当だったよ。でも、このアルバムをどうするのか、いつ、どうやって発表するのかは不明で、ライヴ公演の予定はないそうだ。アクセル・ローズのことや、誰がアルバムに参加したかについては言ってなかったけどね」

AC/DCのライヴに関する噂については、ガンズの元マネージャーだったアラン・ニーヴンも、ポッドキャスト〈Appetite For Distortion〉で次のように語っていました。

「ブライアン・ジョンソンの体調を考えると、彼がツアーに出られるかどうかは疑問だよ。レコーディングは一緒に出来ても、ブライアンが彼らとツアーするのはないかもね。だからといって、アクセルを入れて来年ツアーするかどうか、それはわからないけど」

ブライアン・ジョンソンは、2016年に聴力障害のためにAC/DCを脱退していますが、それ以来回復に向けて専門家と治療にあたっており、去年の3月にはミック・フリートウッドとステージに上がっています。（3月13日付MLCニュース参照）