エリック・クラプトンが今年の「クロスローズ・ギター・フェスティバル」を発表

2004年以来、エリック・クラプトンが主催している「クロスローズ・ギター・フェスティバル(Crossroads Guitar Festival)」が、9月20日と21日の2日間にわたり、ダラスのアメリカン・エアライン・センターで行われることになりました。今回のフェスティバルは、前回行われた2013年以来6年ぶりとなります。

この音楽フェスティバルは、クラプトンが1997年に設立し、運営しているドラッグとアルコール中毒のリハビリセンター「クロスローズ・センター」の資金集めを目的としたチャリティ・コンサートで、1999年6月30日にマディソン・スクエア・ガーデンで行われたイベントに端を発し、2004年にダラスのコットン・ボウル・スタジアムで行われたフェスティバルから、クラプトンが主催するようになりました。その後2007年(シカゴ近郊のトヨタ・パーク)、2010年(同トヨタ・パーク)、2013年(マディソン・スクエア・ガーデン)と3年おきに開催されてきましたが、2016年は開催されませんでした。

クラプトン自身が出演アーティストの人選に携わり、クラプトンが個人的にリスペクトしているトップ・ミュージシャンたちが出演しています。

今年は、ビリー・ギボンズ、ボニー・レイット、バディ・ガイ、デレク・トラックス、スーザン・テデスキ、ドイル・ブラムホールII、ゲイリー・クラーク Jr.、ジェフ・ベック、ジョー・ウォルシュ、ヴィンス・ギル、ロス・ロボス、ピーター・フランプトン、シェリル・クロウを含め、30名以上のミュージシャンが出演します。

クラプトンは2日間出演しますが、上記のミュージシャン全員が2日間出演する訳ではなく、1日だけ参加の人もいます。出演アーティスト詳細は以下の通りです。

Crossroads Guitar Festival Artist Listing

Alan Darby
Albert Lee
Andy Fairweather Low
Billy Gibbons
Bonnie Raitt
Bradley Walker
Buddy Guy Band
Daniel Santiago
Derek Trucks
Doyle Bramhall II
Eric Clapton
Gary Clark Jr.
Gustavo Santaolalla
James Bay
Jeff Beck
Jerry Douglas
Jimmie Vaughan
Joe Walsh
Jonny Lang
Keb Mo
Kurt Rosenwinkel
Los Lobos
Pedro Martins
Peter Frampton
Robert Cray
Robert Randolph
Sheryl Crow
Sonny Landreth
Susan Tedeschi
Tom Misch
Vince Gill

 

Eric Clapton with The Allman Brothers Band "Why Has Love Got To Be So Sad"

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  • jimmario さん投稿日時 2019.03.30 08:17

    日本でもピエール瀧君のコカイン問題がありますが、クラプトンも酒やドラッグでのトラブルを経験して今がありますので、彼が復活できた 経緯を知ることで、多くの人が薬物依存から立ち直るヒントを学ぶことができるはずです。薬物依存経験者は、同じ薬物依存者をサポートすることによる使命感で立ち直ることができる言われていますので、クラプトンにとっても、彼が設立した酒や薬物依存者支援のクロスロード・センターが支えになっていると思われますので、日本からも応援したいものです。ヤングギター1999年9月号で、クロスロード・センター支援のためにクラプトンの130本の中の100本のギターがチャリティーオークションにかけられた記事が懐かしいです。最高額は1956年製のストラトキャスター「ブラウニー」で落札価格は497.500ドル、当時のレートで約6000万円と記事にはあります。以下、永遠のギターキッズのために、ブラウニーについての記事を紹介しておきます。Lot 105 : 1956 Fender Stratocaster “Brownie” 今回のオークションの目玉だった「 LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS 」の裏ジャケットにも写っている”ブラウニー”。クラプトンはこのギターを’67年5月7日にロンドンの楽器店”SOUND CITY”で購入したそうだ。’56年製だが、ボディーはアルダー製だから’56年中期以降のモデルとなる。ー’56寝中期からボディーがアッシュからアルダーに変更される。ー ピックアップカバーがかなり黄ばんでいるが、これは’56年から導入されたプラステック・パーツ特有の経年変化で、それ以前に使用されていたベークライト・パーツは白のままで変色しない。コントロール・ノブは変色していないので、ベークライト製だ。交換した可能性もあるが、仕様が変わる過渡期には以前のパーツをそのまま使ったモデルもあるし、極端な例はネックとボディーが製作年が違うこともあるから。これは工場にあったパーツをそのまま使って出荷したと考えるのが正解だろう。・・・中略
    ・・・使い込まれたオールドギターの凄みがあるし、いかにも良い音がしそうだ。それにしても約6000万円とは・・・・・・。

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