アレサ・フランクリン手書きの遺書3通が自宅から発見される

2018年8月に他界したアレサ・フランクリンは、遺書を残していなかったと思われていましたが、AP通信によると、姪のサブリナ・オーウェンズがフランクリンの自宅から正式ではない3通の遺書を発見し、今週ミシガン州の裁判所に提出したといいます。

サブリナは、5月3日にフランクリンの自宅でキャビネットの鍵を見つけ、鍵のかかっていたキャビネットから2010年に書かれた2通の遺書を発見、そのうちの1通は11ページにも及ぶそうです。さらに同日、ソファに置かれたクッションの下にあったノートの中から、2014年に書かれた4ページにわたる3通目の遺書を発見しました。

4人の息子と孫を含めた家族に、ロイヤリティ、宝石、楽器、土地など様々な所有財産を残す内容になっており、3通ともフランクリンの署名が入っていますが、書面の判読が難しい部分もあるといいます。

遺書の内容が有効かどうかを決定する法廷審問は、6月12日に開かれます。

2014年の遺書で、アレサは息子のケカーフ・フランクリンが、遺産管理団体の代表者になるよう要請していますが、現在の代表は遺書を発見したサブリナが務めています。

なお『ニューヨーク・タイムズ』が入手した遺書の1ページが公開されています。

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