ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン、「精神的不安感」のためツアーを延期
ブライアン・ウィルソン(76歳)が、6月7日から6月23日まで予定していた「ペット・サウンズ」ツアーを延期することになり、その理由について自身のウェブサイトで次のように発表しています。
「大切な友人の皆様へ
6月のツアーを延期することになり、非常に残念です。
長年にわたり、僕が精神障害をかかえていることは周知の事実です。耐えられない時期もありましたが、医師による治療と投薬、そして家族と友人、ファンの協力により、健康で生産的な素晴らしい生活を送れるようになりました。
ご存知かと思いますが、昨年来、腰の手術を3回受け、手術が成功したことで身体的には以前より丈夫になりましたが、3回目の手術後から精神的な違和感を覚えるようになり、ここしばらくはかなりの恐怖感があります。自分自身でないような感じがするのです。精神的に不安定な状態とでもいいましょうか。その原因は不明ですが、この状態でツアーに出るのが良くないことはわかるので、ロサンゼルスへ戻ることにします。
6月の公演はどうしてもやりたかったし、ステージに復帰するのを楽しみにしていました。スタジオでレコーディングし、バンドとリハーサルを行い、気分は前より良かったのですが、例の精神疾患がいつの間にか忍び寄り、頭の中が混乱し、僕はどういう訳か意味のないことを言っているのです。こんなことは生まれて初めてで、まったく原因がわからないので、休養して回復できるよう主治医たちと取り組んでいくつもりです。
早く回復して、年内には皆さんとお会いするのを楽しみにしています。
僕を前進させているのは音楽とファンの皆さんです。今回のことも、再び克服できると信じています。
Love and Mercy,
ブライアン・ウィルソン」
またウィルソンは、8月31日から9月26日まで、ザ・ゾンビーズとの北米ジョイント・ツアーも予定していましたが、こちらはどうなるか、まだはっきりしていません。(5月8日MLCニュース参照)
ウィルソンは分裂情動障害と診断されており、「心の健康」を維持するために50年以上も闘病を続けています。
「大切な友人の皆様へ
6月のツアーを延期することになり、非常に残念です。
長年にわたり、僕が精神障害をかかえていることは周知の事実です。耐えられない時期もありましたが、医師による治療と投薬、そして家族と友人、ファンの協力により、健康で生産的な素晴らしい生活を送れるようになりました。
ご存知かと思いますが、昨年来、腰の手術を3回受け、手術が成功したことで身体的には以前より丈夫になりましたが、3回目の手術後から精神的な違和感を覚えるようになり、ここしばらくはかなりの恐怖感があります。自分自身でないような感じがするのです。精神的に不安定な状態とでもいいましょうか。その原因は不明ですが、この状態でツアーに出るのが良くないことはわかるので、ロサンゼルスへ戻ることにします。
6月の公演はどうしてもやりたかったし、ステージに復帰するのを楽しみにしていました。スタジオでレコーディングし、バンドとリハーサルを行い、気分は前より良かったのですが、例の精神疾患がいつの間にか忍び寄り、頭の中が混乱し、僕はどういう訳か意味のないことを言っているのです。こんなことは生まれて初めてで、まったく原因がわからないので、休養して回復できるよう主治医たちと取り組んでいくつもりです。
早く回復して、年内には皆さんとお会いするのを楽しみにしています。
僕を前進させているのは音楽とファンの皆さんです。今回のことも、再び克服できると信じています。
Love and Mercy,
ブライアン・ウィルソン」
またウィルソンは、8月31日から9月26日まで、ザ・ゾンビーズとの北米ジョイント・ツアーも予定していましたが、こちらはどうなるか、まだはっきりしていません。(5月8日MLCニュース参照)
ウィルソンは分裂情動障害と診断されており、「心の健康」を維持するために50年以上も闘病を続けています。
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