エルヴィス・コステロが大英帝国勲位を受章

6月8日のエリザベス女王公式誕生日にあたり、毎年恒例となっている叙勲リストが発表され、エルヴィス・コステロ（64歳）に、OBE（大英帝国勲章4等勲爵士）が授与されることがわかりました。

コステロの他、ミュージシャンでは、テノール歌手で俳優のアルフィー・ボー（大英帝国勲章4等勲爵士）や、ラッパーのM.I.A.（大英帝国勲章５等勲爵士）、元アンダートーンズのフィアガル・シャーキー（大英帝国勲章４等勲爵士）らに授与されます。

コステロは、イギリス政府から受勲を知らせる手紙を受け取り、「この非常に驚くべき栄誉を喜んで受け入れます」と自身のウェブサイトで発表しているが、これまでイギリス政権への批判をこめた音楽を発表してきたコステロは、当初手紙を読みながらしばらく考え、複雑な気持ちで母親に電話で相談したといいます。

コステロは、「もちろん受け取るつもりはない」と母親に伝えたようですが、「あなたへの評価にそれだけの価値があるなら丁重にお受けしなさい」と言われ、母親を誇らしい気持ちにするためにも受勲を決めたそうです。