QUEEN『オペラ座の夜』の世界観を舞台化、『Q : A Night At The Kabuki』が公演決定

野田秀樹による『オペラ座の夜』の舞台、大きな話題を呼びそうです。
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〈以下メイカー・インフォメーションより〉

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと、株式会社ソニー・ミュージックパブリッシングは、野田秀樹氏率いる演劇企画制作会社NODA・MAP(以下、NODA・MAP)の第23回公演において、世界的ロック・バンドQUEEN(クイーン)のアルバム『オペラ座の夜』にインスパイアされた新作公演『Q : A Night At The Kabuki』(以下、本公演)をNODA・MAPとともに主催し、2019年10月8日(火)より東京・大阪・北九州にて上演することを決定いたしました。

本公演は、親日として知られるQUEENより正式に許諾された公認作品として上演し、舞台では『オペラ座の夜』の全曲の原盤(※)を使用いたします。
※楽曲を録音・編集し完成した音源

【舞台化の背景】
SMPは、音楽出版社として日本におけるQUEENの楽曲管理を行っており、管理楽曲の利用開発の一環として、1975年発表の名盤『オペラ座の夜(原題:A Night At The Opera)』の舞台化を目指しました。QUEENが『オペラ座の夜』として一枚のアルバムで表現した世界観を、日本を舞台にした日本発の作品に置き換えるということで“カブキ座の夜”となぞらえ、楽曲単位ではなくアルバム全体からインスパイアされた演劇を制作したいというアイデアをQUEENに提案。これにQUEENが興味を示したことによりプロジェクトが始動しました。その後、野田秀樹氏にアプローチし、QUEEN側と数度のクリエイティブのやり取りを経て企画が進行、NODA・MAPの第23回公演として上演することが決定いたしました。

【ブライアン・メイから寄せられたコメント】
We are thrilled and honoured that legendary playwright and director Hideki Noda has chosen to expand on the theatrical aspect of Queen’s album A Night at The Opera and actually make it into a real live play.
How wonderful to be a part of Japanese culture after all these years with what promises to be a new chapter in theatre history in this first year of the new Reiwa era.
Brian.

この度は伝説的劇作家・演出家の野田秀樹さんがクイーンのアルバム『オペラ座の夜』の演劇性を本物の舞台演劇にしてくださることになり、大変嬉しく、そして光栄に感じています。
日本との長きにわたる繋がりの中で、令和元年という新しい時代の幕開けに、演劇史に新たな1ページを刻むとされる作品で、日本の文化に関わることができるのは喜ばしい限りです。

ブライアン・メイ
Photo by Terry O’Neill 1975

【『Q : A Night At The Kabuki』とは?】

――舞台は14世紀のイタリア・ヴェローナ。教皇派と皇帝派に別れて対立する間柄にも関わらず、恋に落ち、密かに結婚したモンターギュ家の一人息子ロミオと、キャピュレット家の一人娘ジュリエット。動乱の時代のなか、ジュリエットはロミオと添い遂げるべく、仮死の毒で偽装自殺を図る。しかし、ジュリエットが本当に死んだと勘違いしたロミオは、彼女の墓の前で服毒し、自ら命を絶ってしまう。ほどなく仮死状態から目覚めたジュリエットは嘆き悲しみ、遂にはロミオの短剣を手に、彼の後を追ってしまうのであった――。

だが……もし、悲恋のロミオとジュリエットが、本当は生きていたとしたら??

そう、何と『Q』には“2人のロミオ”と“2人のジュリエット”が登場する。それは広く語り継がれてきたロミオとジュリエットと、“その後のロミオとジュリエット”なのだ!!

過去にも野田はドストエフスキー『罪と罰』や、坂口安吾『桜の森の満開の下』、『夜長姫と耳男』を下敷きに、大胆不敵な剽窃(=remix)を加え、全く新しい戯曲を披露してきた。
だが、この『Q』は、すでにその遥か上の上を行く、シェイクスピアも真っ青の予測不可能な物語となる様相を呈している。

<Cast>
 “4人のロミジュリ” を演じるのは、松たか子、上川隆也、広瀬すず、志尊淳。
まさに誰も予想し得なかった、今をときめく4名の顔合わせが実現。
さらには、橋本さとし、小松和重、伊勢佳世、羽野晶紀、竹中直人、そして野田秀樹と、世代もキャリアも異なる総勢10名の豪華俳優陣が一堂に会する。

【実施概要】
公演名 : NODA・MAP 第23回公演 『Q:A Night At The Kabuki』
企画・製作 : NODA・MAP/(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント/(株)ソニー・ミュージックパブリッシング
チケット:2019年9月7日(土)より全国一斉発売
※当日券は全公演で販売いたします。詳細は各会場のお問い合わせまで。
※高校生割引:1000円(全席指定・税込 / 事前申込制 / 要学生証)
販売に関する詳細は、2019年8月23日(金)以降、HPにてお知らせいたします。
公式サイト: https://www.nodamap.com

<東京公演>
日程:2019年10月8日(火)-10月15日(火) 東京芸術劇場プレイハウス
   2019年11月9日(土)-12月11日(水) 東京芸術劇場プレイハウス
【料金(全席指定・税込)】S席12,000円 A席8,500円 サイドシート5,700円※
※25歳以下の方は、サイドシートを3,000円にてご購入いただけます。
主催:NODA・MAP /(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント/(株)ソニー・ミュージックパブリッシング
共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)〈東アジア文化都市2019豊島、東京芸術祭2019参加作品〉
お問合せ:NODA・MAP TEL:03-6802-6681 https://www.nodamap.com

<大阪公演>
日程:2019年10月19日(土)-10月27日(日) 新歌舞伎座
【料金(全席指定・税込)】S席12,000円 A席8,000円 サイドシート5,700円※
※25歳以下の方は、サイドシートを3,000円にてご購入いただけます。
主催:NODA・MAP / (株)ソニー・ミュージックエンタテインメント / (株)ソニー・ミュージックパブリッシング
運営協力:キョードー大阪
お問合せ:NODA・MAP TEL:03-6802-6681 https://www.nodamap.com
キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888 http://www.kyodo-osaka.co.jp


<北九州公演>
日程:2019年10月31日(木)-11月4日(月・祝)  北九州芸術劇場 大ホール
【料金(全席指定・税込)】S席12,000円 A席8,500円 サイドシート5,700円※
    ※25歳以下の方は、北九州芸術劇場でのみ、サイドシートを3,000円にてご購入いただけます。

主催:(公財)北九州市芸術文化振興財団 共催:北九州市
お問合せ:北九州芸術劇場 TEL:093-562-2655 http://q-geki.jp/


*    *    *    *    *

【QUEENについて】
フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラーの4人から成るQUEENは、1973年にイギリスでデビュー。革新的なアレンジと画期的なライブパフォーマンスで、世界中で絶大な支持を獲得してきた。フレディは惜しくも1991年にこの世を去ったが、以降もブライアンとロジャーは、QUEENの活動を今日も継続中である。


【NODA・MAPとは】
劇作家・演出家・役者であり東京芸術劇場芸術監督、多摩美術大学教授でもある野田秀樹氏が1993年に設立した演劇企画制作会社です。『キル』『パンドラの鐘』『オイル』『THE BEE』『パイパー』『ザ・キャラクター』『エッグ』『逆鱗』『贋作 桜の森の満開の下』など次々と話題作を発表。故 中村勘三郎丈と組んで歌舞伎『野田版 研辰の討たれ』『野田版 鼠小僧』『野田版 愛陀姫』の脚本・演出を手掛けるほか、海外の演劇人と積極的に作品を創作するなど、演劇界の旗手として国内外を問わず、精力的な活動を展開。

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