AC/DCが1979年「The Jack」のパフォーマンス映像を公開

AC/DCが、アルバム『Highway To Hell (邦題：地獄のハイウェイ)』の発売40周年を記念し、先週公開したタイトル曲「Highway To Hell」のライヴ映像（7月18日MLCニュース参照）に続き、同じく1979年7月13日にオランダのテレビ番組「カウントダウン」で披露した「The Jack」のパフォーマンス映像を公開しました。この二つの映像は、2007年10月に発売されたDVDボックスセット『Plug Me In』に収録されています。

もともと1975年のオーストラリア盤『T.N.T.』に収録され、翌1976年にメジャー・デビュー盤となった『High Voltage』にも収録されている「The Jack」は、淋病を意味します。

故ボン・スコットは、1976年に『Sounds』とのインタヴューで次のように語りました。

「俺たちはとってもフレンドリーな女性たちと一軒家に住んでいたんだけど、メンバー全員が “ジャック” に罹ったんだ。だからこの曲を書いたんだけど、初めてステージで歌った時に彼女たちが最前列の席にいたんだ。これから何が起こるかなんて何も知らずにね。‟She’s got the jack (彼女は淋病だ)” って歌詞をリピートするところで、俺はステージから彼女たちを次々に指さしてやったのさ」

「それからというもの、どこでこの曲を演奏しても、客席にいた女の子たちは会場の後ろに逃げてたよ」と、アンガス・ヤングも語っています。