ソウルのパイオニア、故ジャッキー・ウィルソンの星形プレートがウォーク・オブ・フェイムに

1984年に肺炎のため49歳の若さで他界した米ソウル／R&B歌手、ジャッキー・ウィルソンの星形プレートが、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに刻まれることになりました。

2,672個目となる彼の星形プレートは、「7057 ハリウッド・ブルヴァード」の歩道に埋め込まれる予定で、ハリウッド商工会議所が主催する9月4日の除幕式には、モータウンの創業者で音楽プロデューサーのベリー・ゴーディ・ジュニアや、マーシャル・トンプソン（シャイ・ライツ）、スモーキー・ロビンソンらが出席します。

1934年にデトロイトで生まれたジャッキー・ウィルソンは、ゴスペル歌手としてキャリアをスタートさせ、1953年にビリー・ワード＆ザ・ドミノスに加入し、リード・シンガーに。その後はソロ活動に転向し、1957年11月には、ベリー・ゴーディ・ジュニアが作曲に関わったデビュー・シングル「Reet Petite (The Finest Girl You Ever Want To Meet)」をリリース、その直後にビルボードのポップ・チャート入りを果たしました。

また、この曲はウィルソンの死去から2年後の1986年12月に、UKシングル・チャートで第1位を記録し、ウィルソンの代表曲にもなっています。

「ミスター・エキサイトメント」の愛称で知られたウィルソンは、1958年から1970年にかけても、R&B/ポップ・チャートの常連となり、24曲がトップ40にチャートインしています。1987年には「ロックの殿堂」入りを果たし、2013年には「R&Bの殿堂」入りも果たしました。