ユニバーサル・スタジオ火災を巡る集団訴訟、サウンドガーデンがUMGに反論
8月29日のMLCニュースでお伝えしたように、UMGは複数の理由からサウンドガーデンに訴訟の却下を要請しましたが、『billboard』によると、サウンドガーデンの弁護士は、UMGが保有していると主張したサウンドガーデンの音源について、UMG側が発見したという決定的な証拠を引き渡すよう要請し、新たな文書を裁判所に提出した模様です。
さらに、どのバンドがオリジナル・マスターを焼失し、UMGがその焼失に対する保険金を受け取ったかどうかを示す決定的な情報も提出するよう要請したとのこと。
また8月の時点で、UMGの弁護団は「ホール、2パック、トム・ぺティ、スティーヴ・アールのオリジナル・マスター音源は火災で焼失しなかった」と主張していたものの、アーティスト側の弁護団は、「その主張を裏付けるための必要証拠をUMGは提出すべき」と、今でも主張しています。
これに対し、UMGのスポークスマンは、次のような声明を発表しました。
「原告の弁護団には、絶望感が漂い始めましたね。原告5アーティストのうち、4アーティストのマスターが焼失していなかったとわかった後も、さらに多くの原告を集めるために馬鹿げた要求をし続けているのですから。あの火災が、原告の音楽や報酬に影響を与えなかったことは実証されているのですから、彼らの動機は一体何なんでしょう?」
UMGは、サウンドガーデン側が9月4日に提出した法的文書に対して即座に反撃し、「原告の弁護団は、訴訟の規模を拡大して新たな原告を集めるために、情報取得を目的とした法的尋問をしており、証拠の開示手続きを利用しているに過ぎない」と非難。証拠の数があまりに広範囲にわたり大量であることから、サウンドガーデンがリクエストした証拠の開示手続きを無視するよう、裁判所に要請しているそうです。
また、「マスター音源の所有者がUMGであることはバンドの契約書に記載されており、火災から得た保険金をバンドに分配する義務はない」とも主張しています。
さらに、どのバンドがオリジナル・マスターを焼失し、UMGがその焼失に対する保険金を受け取ったかどうかを示す決定的な情報も提出するよう要請したとのこと。
また8月の時点で、UMGの弁護団は「ホール、2パック、トム・ぺティ、スティーヴ・アールのオリジナル・マスター音源は火災で焼失しなかった」と主張していたものの、アーティスト側の弁護団は、「その主張を裏付けるための必要証拠をUMGは提出すべき」と、今でも主張しています。
これに対し、UMGのスポークスマンは、次のような声明を発表しました。
「原告の弁護団には、絶望感が漂い始めましたね。原告5アーティストのうち、4アーティストのマスターが焼失していなかったとわかった後も、さらに多くの原告を集めるために馬鹿げた要求をし続けているのですから。あの火災が、原告の音楽や報酬に影響を与えなかったことは実証されているのですから、彼らの動機は一体何なんでしょう?」
UMGは、サウンドガーデン側が9月4日に提出した法的文書に対して即座に反撃し、「原告の弁護団は、訴訟の規模を拡大して新たな原告を集めるために、情報取得を目的とした法的尋問をしており、証拠の開示手続きを利用しているに過ぎない」と非難。証拠の数があまりに広範囲にわたり大量であることから、サウンドガーデンがリクエストした証拠の開示手続きを無視するよう、裁判所に要請しているそうです。
また、「マスター音源の所有者がUMGであることはバンドの契約書に記載されており、火災から得た保険金をバンドに分配する義務はない」とも主張しています。
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