ジェームス・ブラウン、歴史的コンサートのライヴ・アルバム発売

ジェームス・ブラウンが1969年10月1日に出身地オーガスタで行なった公演の50周年を記念し、フル・ライヴ音源を新たにミックスしたアルバム『Live at Home with His Bad Self』が、10月25日にRepublic/UMeからリリースされます。

7曲の未発表曲を含むアルバムは、CDおよび2枚組LP、デジタルで発売される予定で、収録曲「Give It Up Or Turnit a Loose」が視聴可能となっています。

プレスリリースによると、この公演を収録したアルバムは、本来1969年のクリスマスに発売予定となっていたものの、このツアーのためにのみ集結していたブラウンのバンドがすぐに解散してしまい、ブラウンは数週間後にベーシストのブーツィー・コリンズをフィーチャーした新たなバンドを招集し、シングル「Sex Machine」をレコーディング。

この曲がチャート入りを果たしたため、ブラウンはアルバム『Live at Home with His Bad Self』の発売を中止し、代わりに制作したライヴ・アルバム『Sex Machine』を1970年に2枚組LPとしてリリースしています。この2枚目のLPに、オーガスタ公演の一部が収録されていますが、公演のフル音源がリリースされるのは、今回が初めてとなります。

James Brown
Live At Home With His Bad Self
(Live From Augusta, GA., 1969 / 2019 Mix)

01. Say It Loud I'm Black And I'm Proud
02. James Brown Thanks And Introduction To World
03. World
04. Stage Dialogue
05. Lowdown Popcorn
06. Spinning Wheel
07. If I Ruled The World
08. Kansas City
09. Introduction To Startime
10. I Don't Want Nobody To Give Me Nothing (Open Up The Door I'll Get It Myself)
11. I Got The Feelin' / Licking Stick-Licking Stick
12. Try Me
13. There Was A Time
14. Give It Up Or Turnit A Loose
15. It's A Man's Man's Man's World
16. Please, Please, Please
17. I Can't Stand Myself (When You Touch Me)
18. Mother Popcorn