エルトン・ジョンの歌詞原稿がオークションに

1971年初来日時、渋谷公会堂 pic : Koh Hasebe / ML images / Shinko Music
1971年初来日時、渋谷公会堂 pic : Koh Hasebe / ML images / Shinko Music
1974年二度目の来日時、日本武道館 pic : Koh Hasebe / ML images / Shinko Music
1974年二度目の来日での取材時、ホテルにて pic : Koh Hasebe / ML images / Shinko Music
エルトン・ジョンの作詞家で知られるバーニー・トーピンは、去年の11月に自身が所有していた大量の歌詞原稿をオークションに出していますが、43年前に離婚した彼の元妻マクシーン・トーピンも、バーニーが書いたエルトン・ジョンの歌詞原稿をボナムス・オークションに出品することになりました。
 
40年以上前にバーニーが書いた歌詞の原稿は、手書きとタイプで打たれたものがあり、中でも「Border Song」の歌詞原稿には、エルトンが自筆で書き直した部分がそのまま残っています。
 
12月9日に出品される歌詞原稿と、オークション・ハウスによる推定落札価格は以下の通りです。

「Candle In The Wind」(15万ドル~25万ドル=約1,650万〜2,720万円)
「Goodbye Yellow Brick Road」(15万ドル~25万ドル=約1,650万〜2,720万円)
「Saturday Night’s Alright For Fighting」(10万ドル~20万ドル=約1,090万〜2,180万円)
「Bennie and the Jets」(8万ドル~12万ドル=872万〜1,308万円)
「Border Song」(3万ドル~5万ドル=327万〜545万円)

*「Your Song」の歌詞原稿もあるそうですが、ボナムスが先行販売を強く勧めているため、非公式に売却される模様。
 
出品者のマキシーンが『Rolling Stone』に語ったところによると、今年は映画『ロケットマン』の公開や自叙伝『Me』の出版でエルトンへの関心が非常に高まり、40年間楽しんだ宝物を手放すのに相応しい時期だと思ったそう。43年前にバーニーと離婚した後、彼女は原稿を額に入れて壁に飾ったり、銀行の金庫室に保管していたそうです。
 
また、映画『ロケットマン』については次のように語っています。

「70年代初期に私がバーニーとエルトンから感じたことは、あの映画に描かれていた内容とかなり違っていたの。実際は喜びと笑いにあふれ、成功と悪評に興奮していたのよ。エルトンはとっても気前が良くて、冗談のセンスは最高だし愛情深い人。お母さんとジョン・リード(マネージャーで恋人)のことを愛していたけど、その愛情については映画ではほとんど描かれてなかったわ」
上左から「Border Song」「Goodbye Yellow Brick Road」、下が「Saturday Night’s Alright For Fighting」。

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