ドアーズの新たなコンサート映画、故レイ・マンザレクの誕生日に一夜限りの上映

ドアーズが、2013年に他界したキーボーディストのレイ・マンザレクに敬意を表し、彼の誕生日である2月12日の一夜に限り、新たなコンサート映画を劇場公開すると発表しました。
 
このコンサート映画『The Doors : Break on Thru – A Celebration of Ray Manzarek』は、ドアーズのロビー・クリーガーとジョン・デンズモアが、2016年2月12日にロサンゼルスのフォンダ・シアターで行なったマンザレクのトリビュート公演を収録したもので、二人が共演したのは15年ぶりのことでした。

二人のほか、テイラー・ホーキンスとラミ・ジャフィー（フー・ファイターズ）、ロバート・ディレオ（ストーン・テンプル・パイロッツ）、ブライアン・レイ（ポール・マッカートニーのギタリスト）、エクシーン・サーヴェンカとジョン・ドー（共にX）、スティーヴン・パーキンス（ジェーンズ・アディクション）、ウォーレン・ヘインズ（ガヴァメント・ミュール）、そしてシンガー／ソングライターのアンドリュー・ワットが出演しています。
 
この映画には、コンサートのパフォーマンス映像だけでなく、舞台裏映像やマンザレクについてのインタヴューも収録されており、世界中で劇場公開されるそうですが、上映される映画館についてはまだ発表されていません。
 
なお、2016年に行なわれたトリビュート公演の収益金は、胆管癌で亡くなったマンザレクに敬意を表し、ガン患者を支援するチャリティ基金「Stand Up To Cancer」に寄付されています。