ブライアン・メイ、クリスマス・シーズンの鬱について語る

クイーンのギタリスト、ブライアン・メイが1月3日のインスタグラムで、クリスマス・シーズンの鬱について心情を綴りました。
 
「この先10年間のインスピレーション？　親友のジョー・エリオット（デフ・レパード）のおかげで、僕のヒーロー、ジミ・ヘンドリックスの肖像画を壁に飾ってあるんだけど、これを見ると困難なことにも挑戦し続けようという気持ちを思い出す。あっ！　ちょっと口から出まかせに聞こえるかな？　まあ、これは平静を装った顔さ。

クリスマス・シーズンの大半は、自分の顔を見せたくなかった。険しい顔をしていたからね。この時期には、僕を無気力にさせる何かがある。憂鬱、絶望、恐怖……に飲み込まれるからね。これって必然的なんだろうか？　いや、違う。自分の人生に感謝したら、鬱にはならない？　その通りさ。でも、上を向いても世界から色が消えていたら、いくら人生に感謝しても何も変わらないんだ。

明日からサイクリングにストレッチ、温水と冷水のシャワーを浴びて、自分を “通常” に戻すよ」
 
続いて、ブライアンは元旦から始めた完全なベジタリアン生活について綴り、二日目のメニューを記載しつつ、順調に過ごしていることを報告しています。
 
ブライアンが陥る鬱状態は多くの人々が経験しており、クリスマス・シーズンの鬱は「ホリデー・ブルース（holiday blues）」と呼ばれ、「Psychology Today」によると、アメリカ人も感謝祭の日からクリスマスの時期にかけて、普段よりも多くのストレスや不安、鬱を感じているそうです。
 
しかしながらクイーンには朗報もあり、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のホーム・ビデオは、2019年のイギリスにおいて170万コピーを売り上げ、その2/3がDVDまたはブルーレイで、1/3がダウンロードだったそうですが、イギリスで最も売れたホーム・ビデオになりました。