終演時間を過ぎたマドンナ、ロンドン・パラディアムに激怒

2月5日の夜、ロンドン・パラディアムでマドンナの「マダムX」公演が行なわれましたが、終演予定時刻の午後11時になってもショウが終了せず、ロンドン・パラディアムは11時を過ぎたところで突然ステージの幕を下ろし、照明と音響をオフにしました。
 
これまでにも度々ショウの終演時間を越えているマドンナは、当時のビデオ映像をインスタグラムに投稿し、次のように怒りを露わにしました。

「私たちにまだもう1曲残っていましたが、11時の終演予定時刻を5分すぎたところで、パラディアムは9トンもある鉄製の防火幕を下ろしたのです。幸い、パラディアムが途中で防火幕を止めたので怪我をした人は誰もいませんでしたが……。その場を動かず、私たちを置き去りにしなかった観客の皆さん全員に感謝します。人々に権限を！」
 
このマドンナからの非難に対し、ロンドン・パラディアムは、BBCに次のように語っています。

「多くの報道記事に反し、昨夜のパフォーマンス中にロンドン・パラディアムのスタッフが鉄製の防火幕を下ろしたことも、下ろそうとしたことも一切ございません」
 
先週マドンナはパラディアムの観客に対し、「地元のウェストミンスター議会から、終演予定時刻を過ぎたら、ステージに鉄のカーテンが下りると警告されたの」と、話していたそうですが、昨年のアメリカ公演では開演時間が数時間も遅れ、ロンドン公演よりも遅くまでショウが続いていたそうです。