デヴィッド・ギルモアをフィーチャーした「Grand Central Station」、オーディオ・ビデオ公開

「Grand Central Station」は、ピンク・フロイドのツアー・ベーシストだったガイ・プラットが、1995年に公開された映画『Hackers』（邦題：サイバーネット）のサントラ用に書いた曲で、デヴィッド・ギルモアのギター・ソロがフィーチャーされていますが、当時発売されたVolume 1～3に及ぶサントラ・アルバムには収録されていませんでした。
 
この曲は映画のクライマックス・シーンに流れましたが、映画のエンド・クレジットにギルモアの名前はなく、“Performed by Deep Cover” と記載されていたため、ギタリストが誰なのか長年の謎になっていました。
 
ところが、4月18日のレコード・ストア・デイに、この曲を初めて収録した新たなサントラが2枚組のアナログ盤で発売されることになり、ようやくギルモアの名前がクレジットされた「Grand Central Station」が公式にリリースされることになりました。
 
映画の公開25周年を記念したアナログ盤には、「Grand Central Station」を含め以前のサントラに収録されなかった曲も収録されており、また4月17日には、アナログ盤の収録曲に6曲追加した19曲入りの2枚組CDも発売されます。
 
『Rolling Stone』によると、「Grand Central Station」は、当時この映画のサントラに取り掛かっていたガイ・プラットの自宅をギルモアが訪ね、その時のジャム・セッションから生まれたそうです。