ポール・ウェラー、6月リリースの新作『オン・サンセット』からニュー・シングルをリリース

「ヴィレッジ」はプロデューサーのジャン・“スタン”・カイバートとの共作曲で、ポールのザ・スタイル・カウンシル時代の盟友ミック・タルボットがキーボードで参加している。この夢心地で瞑想的な曲は、自らの人生の状況に完全に満足している一人の男の、迷いのない非ロックンロールな視点から歌われている。
 

「『アマゾンを探検したりエベレストに登ったりしなければ、人生は完全なものにはならない』と、皆言われているだろ。この曲は、それに対する返答なんだ。そして男はこう答えるのさ、『そんなのくそくらえだ／俺の周りには天国があるのだから』とね」（ポール・ウェラー）

ポール・ウェラーは、2018年にリリースした前作『トゥルー・ミーニングス』完成後ほどなくして『オン・サンセット』の制作を開始した。
 

『オン・サンセット』は、ポール・ウェラーがキャリアをスタートしたザ・ジャムとその後のザ・スタイル・カウンシルが所属していた古巣レーベルのポリドール・レコード移籍第一弾。クラシックかつモダンなポール・ウェラーの曲が満載の、ソウル・アルバムであり、エレクトロニック・アルバムであり、オーケストラ・アルバムであり、クラシックなポップ・ソングと心を揺さぶるバラードがあり、かつ仄かな実験精神を散りばめたアルバムである。常に前向きな姿勢で極上の音楽を追求するウェラーは、2020年代に向かって加速しながら突き進んでいる。