ザ・ザのマット・ジョンソン、喉の緊急手術を受ける
※非常に生々しい傷口の画像を投稿しています。ご覧になる際はご注意ください。
英ポスト・パンク・バンド、ザ・ザ(The The)の創設者でシンガーのマット・ジョンソン(58歳)が、咽喉感染症のため5月に喉の緊急手術を受けていたと、6月2日付けのフェイスブックで公表しました。フェイスブックには、痛々しい術後の写真も掲載されています。
「最近、俺の健康状態についていろんな噂が流れているので、この機会に状況を明確にしておこうと思う。また、俺の命を救ってくださったロンドン・ロイヤル病院の医師、看護婦、スタッフの方々にも公にお礼を申し上げます。手術から数週間が経ち、俺は順調に回復しています。
俺は本来活動的な人間で基礎疾患もなく、20代30代の頃と同じような体重で、体力もエネルギーのレベルも変わっていない。なので、新型コロナ危機の真っ最中に、病院に閉じ込められた自分に一番驚いているのが俺自身だ。
何が起きたかというと、喉の感染症が予想外の異常事態に発展し、もし俺がしかるべき時にしかるべき場所にいなかったら、(4月に他界したクラフトワークの)不運なフローリアン・シュナイダーの死後数日後に、俺も後を追っていたかもしれない。
首のサイズが2倍に膨れ、まるで吸血イカが住み着いて、喉と胸に伸びたイカの足に締め付けられるような感じだったにもかかわらず、俺は医者に『こんなデリケートな部位を切り開かないでくれ』と懇願し、『俺はシンガーなんだ! そこは俺が職業としている場所だから、もっと抗生物質をくれ!』と喘ぎながら言っていた。だが、主任の外科医と彼のチームが俺の枕元に集まり、これは声の調子の問題ではなく、生死にかかわる重大問題だと重々しく説明してくれたんだ」
とにかく手術は成功し、医者の指示によると半年間は歌えないそうですが、ジョンソンは、「歌えたとしてもハウリン・ウルフやタイニー・ティムのような声になるかどうかはわからない、それでも自分らしい声になればいいんだが……」と綴っています。


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