モーターヘッドのレミー・キルミスター、伝記映画が進行中

モーターヘッド公式フェイスブック・ページより


英ロック・バンドのモーターヘッドでフロントマンを務め、2015年に70歳で他界したレミー・キルミスターの伝記映画『Lemmy』が進行中です。
 
「Deadline」によると、2010年に公開された同名のドキュメンタリー『Lemmy』を手掛けたグレッグ・オリヴァーが監督をつとめ、今回の伝記映画では、モーターヘッドを結成する前のレミーに焦点をあて、ジミ・ヘンドリックスのローディー時代や、サイケデリック・ロック・バンドのホークウィンドに在籍していた頃のレミーも描かれるそうです。
 
オリヴァーは次のように語っています。

「あなたがレミーについて聞いたことは、おそらく全てが事実でしょう。なぜなら、彼はロックンローラーの概念を受け入れたのではなく、それを作った人物だからです。朝食にマルボロ・レッドとジャック・ダニエル、夕食にスピードをキメる……それは全て事実です。しかし、ロックンローラーとしての冷酷な眼差しの裏には、困難があっても自分を楽しませる音楽を諦めない、という感動的で複雑で勇猛な男の姿がありました。

我々は2013年から入念に制作を進め、レミーやモーターヘッドのフィル・キャンベル、ミッキー・ディー、そしてレミーの生涯に重要な役割を果たした全ての人々に対し、常に忠実であり続けています。この映画は、彼らが誇りに思う作品になるでしょう」
 
オリヴァーは、メデニ・グリフィスと脚本も手掛けており、モーターヘッドのマネージャー、トッド・シンガーマンとステファン・チラージが、エグゼクティヴ・プロデューサーとして参加しています。
 
映画の撮影は、新型コロナの状況にもよりますが、2021年の初頭に始まるようです。