ザ・バーズ〜ザ・フライング・ブリトー・ブラザーズのクリス・ヒルマン、11月に回顧録を出版

ザ・バーズのオリジナル・メンバーで、ザ・フライング・ブリトー・ブラザーズの共同創設者クリス・ヒルマンが、11月17日にBMGから回顧録『Time Between : My Life as a Byrd, Burrito Brother, and Beyond』を出版します。
本書では、10代のヒルマンがロサンゼルスのクラブ、アッシュ・グローヴ(Ash Grove)に出入りしていた頃から、2018年にロジャー・マッギンと行なった『Sweetheart of the Rodeo(ロデオの恋人)』の50周年記念ツアー(2018年7月31日MLCニュース参照)までの物語が描かれ、若き日のヒルマンが在籍していたバンド、スコッツヴィル・スクウィーレル・バーカーズ(Scottsville Squirrel Barkers)やゴールデン・ステイト・ボーイズ(Golden State Boys)での経験や、ザ・バーズのオーディションを受けた時のこと、なぜマイルス・デイヴィスが彼らの成功に関与していたのか、またザ・バーズが『エド・サリヴァン・ショウ』をクビになりかけた時のこと、トランぺッターのヒュー・マセケラからインスパイアされ、「Time Between」を書いたいきさつなどが、詳細に綴られているそうです。
さらに、グラム・パーソンズとの複雑な関係や、バンドが南アフリカへ行った時の散々な旅の思い出、ザ・バーズを脱退した時の歴史的瞬間からフライング・ブリトー・ブラザーズ時代の思い出に至るまで、そして父の自殺や、妻と築いた自身の家族、命にかかわる病気との闘いを含め、ヒルマンの人生とキャリアが正直に描かれているとのこと。
また、レニー・ブルース、ジミ・ヘンドリックス、ボブ・ディラン、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ボー・ディドリー、オーティス・レディング、チャック・ベリー、バック・オーウェンズとの出会いや、クラレンス・ホワイト、バーニー・リードン、スティーヴン・スティルス、ダン・フォーゲルバーグ、ハーブ・ペダーセン、ジョン・ジョーゲンソン、アル・パーキンス、ジェイ・ディー・マネス、トム・ブラムリーらとのコラボレーションについても綴られており、ドワイト・ヨーカムが執筆した前書きと、ヒルマンが個人的に所有している写真が多数フィーチャーされているそうです。




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