フー・マンチュー、ラッシュの「Working Man」をカヴァー

米ストーナー／デザート・ロック・バンドのフー・マンチュー（Fu Manchu）が、故ニール・パートへのトリビュートとして、ラッシュ1974年の「Working Man」をカヴァーしました。

ニール・パートは、「Working Man」のスタジオ・ヴァージョンでは演奏しておらず、同曲が収録された1974年のデビュー・アルバム『Rush』では、オリジナル・ドラマーのジョン・ラトジーが演奏していましたが、フー・マンチューは、次の声明を発表しています。

「プロフェッサー、ニール・パートに敬意を表し、1月にレコーディングした我々のヴァージョン“Working Man” をリリースする。我々のバンド・メンバーとマネージャーは、2015年8月1日の公演で、ニールとゲディとアレックスが、ショウの最後にこの曲を演奏した時の観客だった。彼らの音楽と思い出のすべてに一生感謝する」

このカヴァー曲の収益金は、シダーズ・サイナイ医療センターの脳腫瘍研究に寄付されます

なお、ラッシュのギタリスト、アレックス・ライフソンは、自身のマネージャーとフー・マンチューのマネージャーが友人同士だったことから、フー・マンチュー2018年のアルバム『Clone Of The Universe』にゲスト参加し、18分におよぶクロージング・トラック「Il Mostro Atomico」にフィーチャーされています。