ジャズ・ピアニストのキース・ジャレット、脳卒中による麻痺で再起不能か
米ジャズ/クラシック・ピアニストのキース・ジャレット(75歳)が、2018年に発症した2度の脳卒中で左半身に麻痺が残り、ピアノ演奏が出来なくなっていることを明かしました。

ジャレットが10月21日に『ニューヨーク・タイムズ』との電話インタヴューで語ったところによると、2018年の2月と5月に2度の脳卒中を起こし、同年のカーネギー・ホール公演をキャンセルして以来、活動を停止しているとのこと。『タイムズ』紙は「彼が再び公の前で演奏するとは思えない」と綴っています。
「左半身が今でも部分的に麻痺しているんだ。杖を使って歩くことは出来るけど、ここまで回復するのに1年か、それ以上かかった」
2度目の脳卒中を発症した後、ジャレットは2018年7月から今年の5月まで看護施設に入院し、退院後に自宅でビーバップの曲をピアノで弾こうとしましたが、曲を忘れていることに気づき、「今は自分がピアニストだとは思えない」と語っています。
「両手で弾くピアノ演奏を聴くと、身体的にもどかしいんだ。自分には出来ないってことがわかっているからね。それに、自分がそこまで回復するとも思ってない。今の僕が自分の左手に一番期待しているのは、カップを持てるようになることだから」
「左半身が今でも部分的に麻痺しているんだ。杖を使って歩くことは出来るけど、ここまで回復するのに1年か、それ以上かかった」
2度目の脳卒中を発症した後、ジャレットは2018年7月から今年の5月まで看護施設に入院し、退院後に自宅でビーバップの曲をピアノで弾こうとしましたが、曲を忘れていることに気づき、「今は自分がピアニストだとは思えない」と語っています。
「両手で弾くピアノ演奏を聴くと、身体的にもどかしいんだ。自分には出来ないってことがわかっているからね。それに、自分がそこまで回復するとも思ってない。今の僕が自分の左手に一番期待しているのは、カップを持てるようになることだから」



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