シネイド・オコナー、トラウマと薬物依存症の治療で1年間リハビリ施設に

シンガー／ソングライターのシネイド・オコナーが11月10日、来年のツアーが新型コロナの影響で2022年まで延期になったため、1年間リハビリ施設に入所すると発表しました。

彼女のツイッターによると、ここ6年間トラウマに悩まされ、特に去年からは子供の体調悪化でトラウマが酷くなり、子供は回復したものの、今年は最愛の人が他界し、ストレスのため一時的にマリファナ以外のドラッグにも手を出すようになったとのこと。
そのため、1年間リハビリ施設に入所し、トラウマと依存症の回復プログラムを受けることにしたそうです。

「来年のツアー・チケットをお持ちの皆さんへメッセージです。来年のショウは2022年まで延期になりましたので、1年にわたりトラウマと依存症治療のプログラムを受けることにしました。理由は、ここ6年間酷いトラウマに悩まされ、今年はトラウマがなくなりましたが、回復は今からスタートするからです」

「私は多くのトラウマを抱え、虐待されながら育ちました。そのまま音楽業界に入ったため、普通に生活する方法を知らず、心の傷を癒す時間もなく、そのどちらにも心構えができていませんでした」

「去年は子供の体調が悪く、特にトラウマが酷くなりました。子供は元気になりましたが、母親にもケアが必要です。この機会に傷を癒せば、生涯にわたりツアーが可能になるでしょうが、そうしなければツアーは出来ません。音楽業界は、感情的な問題やメンタルヘルスの問題で延期を必要とするアーティストにとって非常に過酷な場です。それに関し、私はエージェントとプロモーターに考え方を検討するようお願いし、私が満足する人生を築くために一歩前進するサポートをお願いするつもりです。そうすれば、私たち全員が稼げるのですから！」

なお、オコナーの回顧録は、予定通り2021年の6月に発売されるそうです。