映画『ウェインズ・ワールド』のヴァーチャル同窓会にエアロスミス、アリス・クーパー、クイーンが参加

Wayne's World Reunited Apart - PARTY TIME!


1992年の映画『ウェインズ・ワールド』のヴァーチャル同窓会「Wayne's World Reunited Apart – PARTY TIME!」が、俳優ジョシュ・ギャッドのYouTubeシリーズ「Reunite Apart」の一環として開催され、同映画の主人公を演じたマイク・マイヤーズ（ウェイン・キャンベル役）とダナ・カーヴィ（ガース・アルガー役）のほか、エアロスミスのスティーヴン・タイラーとジョー・ペリー、アリス・クーパー、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーらが自宅からリモートで参加しました。

アリス・クーパーは映画の方にカメオ出演し、コンサート会場のバックステージを訪れたウェインとガースに「ゆっくりしていけよ」と声をかけたところ、二人が土下座をして「僕らにそんな価値はありません。人間のクズですから」と言ったシーンが伝説となりました。

また、ウェインとガースが友人たちとクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」に合わせてヘッドバンギングをしながら歌うシーンも象徴的な場面として記憶され、ブライアン・メイはヴァーチャル同窓会で次のように語っています。
「フレディが亡くなる少し前に、キミ（マイヤーズ）から受け取ったVHSテープをフレディに見せたんだ。フレディの承認がほしいって、キミが言ったから。フレディはものすごく気に入って、大笑いしてたよ。彼はとても弱っていたけど、とにかく笑顔になって笑ってた。『なんて素晴らしいんだ』って言いながらね」

メイによると、当時のクイーンはアメリカでビッグな存在ではありませんでしたが、フレディは映画のおかげでバンドがアメリカで復活したと分かっていたそうです。
「キミたちのおかげで、僕らには新しいアメリカのファンができたんだ。フレディもそれに気付いていたし、彼は何が起きたかを知りながら天国へ行ったんだよ」