ゲイリー・クラーク・ジュニア＆サー・スライ、ニュー・シングル「Citizen」リリース

Sir Sly, Gary Clark Jr. - Citizen (Visualizer)

インディ・ロック・トリオのサー・スライ（Sir Sly）が、ブルース・ギタリストのゲイリー・クラーク・ジュニアをフィーチャーした新曲「Citizen」をリリースしました。

この曲の歌詞は、トランプ元大統領のサポーターを非難する内容で、サー・スライのヴォーカリスト、ランドン・ジェイコブスは次のように語っています。

「最近では、ネット上で多くの人々が『政治に口出しするな』とコメントしている。自分たちが敬愛するミュージシャンやスポーツ選手、俳優たちに政治的な発言を求める人など一人もいないが、我々を取り巻く世界について正直に書かないことなど出来るだろうか？　“Citizen” は、沈黙を守るという概念をシャットダウンするための曲である。

ゲイリー・クラーク・ジュニアとは2年ほど前に出会い、この曲を完璧にするための何かを考えていた時に彼のことを思い出した。彼の力強く自由なギター・プレイが、この曲の核となる概念を証明してくれたようだ。

僕は、路上で抗議運動を行なう人々や、先頭に立って白人至上主義の廃絶を訴える有色人種の人々、我々が2021年に直面する無数の問題について意見を述べる人々から刺激を受けた。大統領選の直後に書いた “Citizen” は、おそらくアメリカ史上最悪で最も対立を生んだ大統領への送別としてリリースした」