元スティクスのデニス・デ・ヤング、キャリア最後のアルバム『26 East Vol 2』から新曲「Isle Of Misanthrope」4月発売

昨年3月10日のMLCニュースでお伝えしたように、元スティクスのフロントマンだったシンガー／ソングライターのデニス・デ・ヤング（Dennis DeYoung）は、2020年にアルバム『26 East : Volume 1』（邦題『東26番地：Vol. 1』）をリリースし、その第2弾となるアルバム『26 East : Volume 2』からファースト・シングル「Isle Of Misanthrope」が4月7日に発売されることになりました。同日にはミュージック・ビデオも公開されるそうです。

ニュー・アルバム『26 East : Volume 2』の発売日は発表されていませんが、デニスはこの作品がキャリア最後のアルバムになると語っています。
「新しい音楽を適正に売る方法がなくなり、フロンティアーズ（レーベル）からアルバム制作を打診された時、僕がそんなことを望むだろうかと疑問に思いましたが、彼らから説得され、最終的に18曲をレコーディングしました。その半分は、ジム・ピートリック（元サヴァイヴァー）と共同作曲したものです。レーベルが18曲全てのリリースを希望したので『Volume 1』と『Volume 2』に収録しましたが、これが僕のフェアウェル・アルバムになります」

またデニスによると、『26 East : Volume 2』のオープニング曲「Hello Goodbye」はビートルズのカヴァーではなく、自分を長く曲がりくねった道へ送り出した若者たちへのトリビュートとのことです。

なお、両アルバムのタイトル “26 East” は、スティクスの発祥地を表し、デニスは子供時代にシカゴ南部の「ローズランド 26 E. 101st Place」に住んでいたそうです。

◼️アルバム『26 East: Vol 2』トラックリスト
1. Hello Goodbye
2. Land of the Living
3. The Last Guitar Hero
4. Your Saving Grace
5. Proof of Heaven
6. Made for Each Other
7. There's No Turning Back Time
8. St. Quarantine
9. So Little Did We Know
10. Always Time
11. Isle of Misanthrope
12. GIF