ALSで闘病中のジェイソン・ベッカーのために大物ギタリストたちがチャリティ・イベントに参加

デヴィッド・リー・ロス・バンドのギタリストだったジェイソン・ベッカーは、30年以上もALS（筋萎縮性側索硬化症）を患いながら作曲やレコーディングを続けており、昨年12月14日のMLCニュースでは、1996年にエディ・ヴァン・ヘイレンが彼を見舞った時の映像をご紹介しました。

その彼を支援するため、寄付を募るライヴストリーム・イベントが3月から4月にかけて行なわれることになり、ドラゴンフォースのギタリスト、ハーマン・リがホストを務め、多くの大物ギタリストたちが参加します。

また、「Reverb」のスペシャル・オンラインショップでは、アーティストらのサイン入りギターやマーチャンダイズ、貴重なアイテムが販売される予定で、間もなく詳細が発表されます。

なお、ジェイソンが最も大切にしている3本のギターもオークションに出品されるそうで、ジェイソンは次のコメントを発表しています。
「皆さんが僕と家族に与えてくださった愛と支援に心から感謝しています。僕がギターを売ることが悲しいとか、売るべきではないということに関してですが、僕がそう思っていないことを知ってほしいのです。他の人が僕の音楽を奏でる姿を見ると幸せな気持ちになるし、僕のギターが彼らにとって意味のあるものだと考えると、気持ちよく手放せるのです。今の僕はギターが弾けないけど、他の人なら出来る。それは良いことだし、出来れば僕自身も家族もお金の心配はしたくないのです。皆さんの愛情に感謝しています。僕からも愛をお返しします」