ブルース・スプリングスティーン、「ウディ・ガスリー賞」受賞式典で披露したパフォーマンス映像公開

Bruce Springsteen - Woodie Guthrie Prize (FULL SHOW)


ブルース・スプリングスティーンが5月13日、2021年度の「ウディ・ガスリー賞」を受賞し、ヴァーチャルで開催された式典でパフォーマンスを行ないました。
「ウディ・ガスリー賞」は、1967年に他界した伝説の米フォーク・シンガー/ソングライター、ウディ・ガスリーの精神と作品を象徴するアーティストに贈られるもので、スプリングスティーンは、ピート・シーガー、メイヴィス・ステイプルズ、クリス・クリストファーソン、ノーマン・リア、ジョン・メレンキャンプ、チャック・D、ジョーン・バエズに続く8人目の受賞者になりました。

スプリングスティーンはこの日、ガスリーのカヴァー「Tom Joad」「Deportee(Plane Wreck at Los Gatos)」と、ガスリーの曲からインスパイアされた自身の曲「Across the Border」「The Ghost of Tom Joad」を披露し、式典で公開された事前収録のインタヴュー・テープでは、ニュー・アルバムが間もなく発売されることも明かしています。

「カリフォルニアは、僕が90年代~2000年代に書いた最も時事的な曲のいくつかに多大な影響を与え、それは今も変わらない。(E・ストリート・バンドと収録した)発売間近のアルバムがあって、新作ではアメリカ西部を舞台にした曲を通じて西部の物語を伝えているんだ」

「いつも言っているけど、ボブ・ディランが我が国の父なら、ウディ・ガスリーは我が国の祖父だよ」

また、受賞が決まった際のプレスリリースでは、次のように語っていました。
「2021年のウディ・ガスリー賞を受賞できて光栄です。ウディは、確実に理想を叶えるために奮闘するアメリカを謳った素晴らしい曲を書きました。彼は、僕に最も重要な影響とインスピレーションを与えてくれた人物の一人です」
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